島根県 天穏 春の月 にごり生原酒 ~リッチなメチャ旨にごり酒~

みなさまこんばんは。週末の日曜日いかがお過ごしだったでしょうか。今週末は天気が良かったですね。2月上旬にもかかわらず春を感じさせる暖かさでした。

さて、そんな春のような暖かさを感じさせてくれた日に頂く一本はこちら。

「島根県 天穏 春の月 純米吟醸 にごり生酒 」です。こちらはそこそこ行く酒屋さんで購入してきました。天穏は昨年末に「無窮天穏 島系78号」を「2020年 印象に残ったお酒」を書きつつたらたらと頂いていました。(記事にできずにすみません💦)

さて今回は新酒生酒 微発泡 純米吟醸 にごりの生原酒です。

では、さっそくいただきましょう。

さっそくキャップをあけようとすると

「シュワシュワシュワー!」と瓶底から勢いよくガスが吹き上がります。

穴空き栓だったからでしょうか、3~4回様子を見つつキャップを開け閉めすることで、ガス感は落ち着きました。やはり瓶内二次発酵ガス感強めですね。

では、改めて頂きましょう。

グラスを回すと、爽やかなバナナやメロンのような香り。口に含むとややトロリとした飲み口から微弱な酸味にクリーミーでまろやかにふくよかなリッチさのある甘旨味。余韻はスッキリと軽快な苦酸味でスッとしつつややピリリと舌先に感じさせつつキレていきます。あぁこりゃ旨いですね。フレッシュな酸味に蕩けるような甘旨味。余韻に惹き付けるような爽やかな甘味と心地よい酸味。初日だからでしょうか少しだけ酸味が角張っている感じもあるですが、まろやかさとクリーミーさに余韻の軽快な苦酸味とうまく纏めている感じですね。

2日目になると、爽やかに少し蒸れたバナナのような香り。口に含むとややトロリとした飲み口からフレッシュな酸味で昨日よりもややシャープな甘旨味。余韻はスッキリとした苦酸味でピリリと弱めにキレていきます。最後のほうでにごりの部分を絡ませながら頂いていますが、いいですね。まろやかにスッキリとしたややシャープな甘旨味のバランス感。意外にそこまで甘味は出てこない感じですね。

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島根県 天穏 春の月 微発泡 純米吟醸 にごり生原酒 令和2年度醸造

原料米 : 奥出雲産緑の米 100%

アルコール分 : 17度

精米歩合 : 60%

日本酒度 : +1

酵母 : 島根 : K-1

出雲杜氏 : 小島達也

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とりあえず、開栓注意なことと飲みすぎ注意な一本ですね。これは旨いにごり酒ですね。ちょっとメジャーなにごり酒よりも十分イケるんじゃないでしょうかね。爽やかな微発泡感とリッチで滑らかな旨味を感じさせる一本。まさに春の月を眺めらがらゆっくりいただきたい一本かと思います。

どうもごちそうさまでした。