東京都 国府鶴 純米吟醸 ~復活蔵のフラッグシップとなる一本~
みなさまこんばんは。週の真ん中水曜日いかがお過ごしだったでしょうか。新年度も始まり9日ほど経ちましたね。私は先週末川越に行ってきたのですが、桜が満開でしたね。
さて、そんな新年度。綺麗な桜が満開の時期に頂いている一本がこちら
「国府鶴 純米吟醸 」です。こちらは埼玉県で初めて行った酒屋さんで購入してきました。店内を色々と見て回っていると、全く見慣れないお酒があり店員さんに尋ねると昨年東京の府中で復活した蔵のお酒とのことで、店員さん曰く「ここ最近では東京都内で一番美味しい日本酒ですよ!」とのことでした。
この野口酒造店が醸す国府鶴ですが、昨年より純米酒や純米大吟醸酒などリリースされていましたが、今回頂く「国府鶴 純米吟醸 」は野口酒造店のブランド主力となるフラッグシップの一本です。果たしてどんな味わいか楽しみですね!
では、さっそくいただきましょう。
グラスを回すと香りはラムネやマスカットのような爽やかさ。口に含むとややトロスッキリとした飲み口からフレッシュに膨らむ甘旨味に弱めな酸味。余韻はスッキリとした苦酸味でやや短めにキレていきます。おぉ!こりゃいいっすね!そこまでガス感強くなくて、雄町の旨味が良く出てますね!フレッシュな爽やかさを残しつつしっかりと雄町の旨味も出してくる感じですね。半分くらい飲み進めていくとフレッシュな爽やかさと雄町の旨味が相まって旨爽やかな感じですねぇ~。火入れながらもフレッシュかつバランスの整った味わいですね。
アテはカマスのお刺身といただきます。
いやぁ~旨いっすね!やや淡泊ながらもしっかりとした旨味を感じさせてくれるカマスのお刺身にこの国府鶴。ちょっとばっかし旨味の出方が強い感はあるもののマリアージュ的には悪くはないっすね!
2日目になると香りは穏やかに極うっすら青リンゴやラフランスのよう。口に含むと柔らかな口当たりからフレッシュかつ滑らかに広がる甘旨酸味。余韻はスッキリとした苦酸味でやや爽やかにキレていきます。う~ん!2日目もいいですね。変にダレずにフレッシュさをキープしつつ旨味まろやかに溶けていく塩梅。この爽やかさと旨味の広がり感が秀逸ですね~。
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国府鶴 純米吟醸 雄町
原材料名 : 米(国産)、米こうじ(国産米)
原料米 : 雄町100%
精米歩合 : 55%
アルコール分 : 15%
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まぁ、言っちゃえばえば昨今流行なモダンな味わい。しかしこの味わいを昨今トレンドの味わいと評してしまうのはちょっと解せないものがあるかと。やはりこの旨味の出方が秀逸ですね。旨味と酸味のバランスも良く今後どんな飛躍をしていくか楽しみな銘柄の一つではありますね!
どうもごちそうさまでした。
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