長野県 小布施ワイナリー リア サケ ナチュレル 2024 ~お米の旨味艶やかに滋味深く~

みなさまこんばんは。週末の日曜日いかがお過ごしでしょうか。私はサクッと気晴らしに山梨県の峡西域をサイクリングしてきました。

富士川西部広域農道、通称ウェスタンラインを走ってきたのですが適度なアップダウンがありいい道でしたね。車も少なく快適に走れました。

途中立ち寄った高峯山妙了寺も雰囲気良かったですね。なんでもうら身延と呼ばれているそうで、春先はしだれ桜が綺麗に見られるようです。

さてそんな週末サイクリングを楽しんできた日に頂いている一本がこちら

小布施ワイナリー リア サケ ナチュレル 2024 生酛です。

今期2本目のソガですかね。リア サケ ナチュレルは昨年も頂いていますね。1号酵母から6号酵母までを混合発酵させた一本。昨年はけっこう好印象でしたが今年はどうでしょうかね。

では、さっそくいただきましょう。

グラスを回すとスッと穏やかなウリやメロンのような爽やかさ。口に含むとややトロリとした飲み口から微弱かつ繊細にフレッシュな酸味に蕩けるような甘旨味。余韻はスッキリとした苦酸味に微細な渋味でやや長めにキレていきます。いやぁ~さすがの味わいですね~。旨味の膨らみがほんと綺麗ですよね。口当たりからの強い酸味でインパクトを出すわけでもなく、かといって余韻にかけて尻上がりに爽やかさを出すわけでもなく。2~3杯程飲み進めていくとお米の旨味が艶やかに煌めいていきますね~。そしてこの余韻の苦渋酸味。開けたてよりも爽やかに繊細な酸味が広がってきますね!いやぁこの繊細な酸味がこのお米の旨味を煌びやかに持ち上げてくれているかのような味わいですね。まるでクセの無いシームレスなバランス感。

アテはムツのお刺身と頂きます。

旨んま!歯ごたえ柔らかくやや脂の乗ったむつのお刺身にこのリアサケナチュレルを流し込むとムツの旨味と綺麗に迎合して溶け合っていきますね~!いやぁ旨い!けれども味わいを噛みしめれば噛みしめるほど、きっともっとお互いにいいパートナーがいると思わせてくれる面持ちです。

2日目になると香りは極穏やかにうっすらリンゴやメロンっぽさ。口に含むと柔らかな口当たりから流麗にサラリとした甘旨味。余韻はスッキリとした苦酸味でやや長めにキレていきます。ん~以外にあっさりとした印象ですね。ややタイトなボディ感な印象。あぁでも少し常温で置くと旨味がでてきますね。この旨味に余韻の苦渋酸味がまた深さを与えてくれるようですね。

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小布施ワイナリー リア サケ ナチュレル 2024 生酛

原材料名 米、米麹

精米歩合 70%

アルコール分 15度

2024年収穫長野県産美山錦100%使用

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しれっと昨年よりもアルコール分が1度ほど下がっていますね。品質保証期間の一週間前ですが、香りに関しては個人で楽しむよりも複数人で楽しんだ方が盛り上がりそうですね。味わいとしたら初日の方がインパクトがあったかなぁ。まぁ十分楽しめましたけどね!

余談ですが、それにしてもこのお酒に関してはえげつない売り方をするお店もあるもんですね。ポイント制ならまだしも試飲即売会と称して個人客には一定の参加費を払わせつつ、なおかつ試飲しなければ購入出来ないといった制限販売をするようになってしまったお店もあるんですよね。様々な事情があるにせよこういった販売方法は止めた方がいいと思うんだけどな。

どうもごちそうさまでした。