福島県 廣戸川 純米にごり生酒 ~上品なにごり美酒~

みなさまこんばんは。週末の日曜日いかがお過ごしだったでしょうか。私の住む地域は朝から雲一つない青空が広がっていました。今日はこまごまと部屋掃除や車の洗車などをしていたのですが、昨日はフラッと静岡県の沼津市の方へ行ってきました。

沼津のサイクルステーションから大瀬崎まで向かっていきました。

だるま山高原あたりのヒルクライムも考えたんですが、沼津に着いた時点で気温が6度程度でちょっと寒かったので沿岸部を選んだのですが風も無く気持ち良く走れましたね。

そしてなぜか前日あたりからここに呼ばれた気がしたんですよね。

大瀬崎に行ったのは何年ぶりかな?ここは海にほど近い場所にあるにも関わらず淡水が湧き出ている神池が有名ですね。

これといって何かあったわけではないのですが行って良かったですね。普段は山方面へ行くことが多いのですが久々に間近で海を見ていたらちょっと危なかったですね。まるでここに定住させてしまうかのような海辺のさざ波の誘いを感じてしまいました。

事前情報でみかんの詰め放題があるのを知っていたのでバックパックを背負いながら走り、帰路美味しいみかんを詰め込んで帰ってきました。

さて、そんなサイクリングを楽しんできた週末に頂いている一本はこちら

廣戸川 純米にごり生酒です。こちらはぼちぼち行く酒屋さんで購入してきました。廣戸川のにごり生酒は昨年も頂いていますね。昨年は福島県にごり酒の飲み比べをやってましたね。

さっそくキャップを開けると瓶内で「ボコボコ!ブクッ!」と滓が舞いますね。

急いでキャップを閉じ抑えて少しおくとにごりの瓶内発酵は収まります。

では、さっそくいただきましょう。

グラスを回すとやや穏やかながら爽やかなメロンのような香り。口に含むとトロシュワッとした口当たりから溌剌にフレッシュな甘旨酸味広がり余韻は爽快な苦酸味で苦味やや長めにキレていきます。あ~これよね!この甘過ぎないシルキーなにごり具合。甘味控え目でにごり酒らしいお米の旨味を廣戸川らしい上品な旨味と瓶内二次発酵による爽やかにナチュラルな酸味具合。半分くらい飲み進めると酸味穏やかになり甘旨酸味のバランス感が出てきた感じですね~。そんな中でもやはりこの旨味の上品さは光りますね。そしてこのキリッとした余韻の苦味はやはり楽しめますね。この苦味があるからこそのバランス感とでも言うのかな。強すぎない程度のソフトな苦味がまたいい際立ち感ですね。

アテはボラのお刺身と頂きます。

うまぁ~!やや淡泊ながら厚めに旨味の乗ったボラにこの廣戸川を流し込むと丁寧な交わり具合で咽奥へと流し込んでくれます。あ~やっぱり余韻の苦味がいい仕事してくれますね。和食全般に合いそうなイメージですね!

2日目もになると香りは穏やかにうっすらとしたお米の爽やかさ。口に含むと柔らかな口当たりからスッキリとクリアーながら爽やかな甘旨酸味バランス良く広がり余韻はスッキリとした苦酸味で程よくキレていきます。いやぁ2日目もいいですね!クリアにバランスの良さが出てますね。最後の方で滓が多めになるとにごりの本領発揮ですね!シルキーに上品で繊細なにごりの旨味が口の中に広がっていきます。

****************************************************************************************

廣戸川 純米 にごり生酒

原材料名 : 米(国産)、米麹(国産米)

精米歩合 : 60%

アルコール分 : 15度

****************************************************************************************

やはり今年も美味しかったですね。廣戸川のにごり生酒。変わらず今年も発売初日から争奪戦が繰り広げられていたようですね。何年か前から廣戸川のにごり酒は飲んでいますが年々バランス感にブラッシュアップされてきている印象ですね。食中酒としての格別なにごり酒ですね。この廣戸川のにごり酒に関してはまだこれからもリリースされるので、まだ手に取ってないかたは是非タイミングを見計らって手にしてみてはどうでしょうかね。

どうもごちそうさまでした。

 

 

 

 

 

 

 

 

~余談~

確か去年くらいまでお取引のあった横浜の某酒販店さん、今年はもう松崎酒造さんとのお取引が無くなってしまたのですね。何があったかはわかりませんが、いち酒飲みとしては少々残念でした。