富山県 有機 曙 純米酒 ~このコスパ魅力な地酒~

みなさまこんばんは。週末の日曜日いかがお過ごしだったでしょうか。私の住む地域では、今週末の土日ともやや暑さを感じさせましたがまぶしいくらいの晴天でした。

今週末は天気が良くなる予報だったので、昨日は早朝から山梨県の大菩薩嶺に行ってきました。

日の出と共に登ったのですが、とても良い景色でしたね。そう、とても良い景色が広がっていたのですが、山頂に登山者はほとんどおらず、稜線上の穏やかな空気と暑いくらいの日差しが、なぜだか不思議と不気味感を感じさせてくれました。(下山後に知ったのですが、この日アントニオ猪木さんがお亡くなりになったのですね)

さて、そんな週末の夜に頂いている本日の一本はこちら

富山県 「有磯 曙 純米酒」です。こちらは大菩薩峠下山後に伺った塩山にある清水屋さんで購入した一本です。「有磯 曙」は今年の8月に富山県に行った際に知った銘柄です。純米酒でありながら値段がかなりリーズナブルだったので手に取ってみました。

では、さっそくいただきましょう。

グラスを回すとやや甘めなカラメルっぽさ。口に含むとトロリとした飲み口からやや硬さを伴いつつも膨らみのある甘旨味。余韻はスッキリとした苦辛味でキレていきます。第一印象はやや辛口めにもバランスの良い純米酒といった感じ。少しだけクリアーな清涼感も見え隠れするかな。

アテは新鮮なカツオのお刺身といただきます。

おぉ、こりゃなかなかいいですね。フレッシュなカツオのお刺身に程よく合う感じ、、いや、こりゃカツオのお刺身よりもブリ料理の味わいと合わせたくなる感じかな。カツオのお刺身じゃちょっと受けのバランスが弱い感じかなぁ。

2日目になると、香りは穏やかにナッティーな甘爽やかさ。口に含むと、ややトロリとした飲み口から柔らかにうっすらと見え隠れするクリアーな甘旨味。余韻はスッキリとした苦酸味でやや長めにキレていきます。お?昨日はちょっとクラシカルな印象があったのですが、2日目にはクリアーな柔らかさにまろやかさも加わり余韻も爽やかさが増してきます。

昨日のリベンジで本日はブリのお刺身といただきます。

うーん!おぉ!新鮮な旨味の乗ったブリのお刺身に良く合いますね!このクリアーな甘旨味が脂の乗ったブリのお刺身に見事にマッチしますね。

*********************************************************

富山県 有機 曙 70%精米 純米酒

原材料名 : 米(富山県産)・米麹(富山県産米)

アルコール分 : 15度

使用原料米 : 富山県産米100%

精米歩合 : 70%

使用酵母 : KArg1401 (尿素非生産性)

製造責任者 : 滝澤 龍一

製造年月 : 2022.8

*********************************************************

有磯 曙いいですね。初日はややクラシカルな印象もありましたが、2日目にはクリアーな甘旨味がまろやかに広がり、味わいのバランスが出てきた感じです。まぁ、食中酒としてのコスパはかなり高いっすね。酸味の効いた爽やかな味わいにちょっと飽きてきた&日本酒のインフレ圧力がちょっときつくなってきた(笑)なんて方にはいいかもしれませんね。

どうもごちそうさまでした。