福井県 黒龍 夏しぼり ~芳醇やや辛食中酒~

みなさまこんばんは。週の真ん中水曜日いかがお過ごしだったでしょうか。私の住む地域はまるで真夏のような暑い日差しが降り注いでいました。

さて、そんな夏のような暑さを感じさせる日に頂いている一本がこちら

「黒龍 夏しぼり」です。こちらは程ほどに行く酒屋さんで購入してきました。この黒龍の夏しぼりは毎年頂いている一本ですね。「5月なのにもう夏か!」と毎年突っ込みを入れたくなる酒屋さんのラインナップの中の一本。(まぁ今日みたいな夏日のような日も5月にはあったりもするんでアリなのかな)

では、さっそくいただきましょう。

グラスを回すとややミルキーなお米を蒸したかのような香り。口に含むと、柔らかな口当たりから滑らかにやや艶やかさを伴いつつ広がる甘旨味。余韻はスッキリとした苦辛酸味で、程よくキレていきます。滑らかにバランス良く余韻はやや辛さを出しつつキレていく様相。ALC17℃だけあってかやや力強さも。2~3杯ほど飲み進めていくと、香りはうっすらとメロンぽさも感じさせ旨味の膨らみが出てきた感じ。キレは余韻がやや長めにドライさも。アテは黒鯛といただきます。(別に黒龍と合わせたわけじゃないんよ)

黒鯛、身は柔らかくやや淡泊ながらもしっかりと旨味を感じさせてくれます。黒龍と合せて頂くと「お~!こりゃ旨いんじゃないの(笑)」少しだけ黒龍の旨味が強く感じさせる部分があるも十分許容範囲かな。しかしこの黒鯛のお刺身、俺の舌がおかしいのかな?なんとなく中トロに近いような旨味も感じさせる気がするんですよね。

2日目になると、香りは穏やかにミルキーさに青リンゴっぽさ。口に含むとトロリとした飲み口から柔らかく滑らかに広がる甘旨味。余韻はスッキリとした苦辛味でキレていきます。スッキリとキレ、バランス良くどことなく余韻に夏酒らしいキリリとした清涼感も。冷蔵庫にあったブリーチーズと頂いていますが、これメチャクチャ合いますね。ブリーチーズの旨味が口の中でナチュラルにマリアージュしてくかのような感覚。たとえば日本酒バーなんかでこの黒龍の夏しぼりとブリーチーズをセットで出しても面白そうですね。

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福井県 黒龍 夏しぼり

原材料名 : 米(国産)、米麹(国産米)

使用米 : 福井県産 五百万石 100%

精米歩合 : 55%

アルコール分 : 17度

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今年も頂きました黒龍の夏しぼり。変わらずバランスの良いやや辛口よりな夏酒。飲み方によっちゃ氷を一つ入れて飲んで見てもいいかも。様々な料理と合せて楽しみたいですね。

どうもごちそうさまでした。