三重県 木屋正酒造 而今 純米吟醸 酒未来無濾過生酒 ~この魅惑的な味わいとは~

2018年12月29日

みなさまこんばんは。昨晩の台風24号は勢力が凄かったですね。停電もあちこちでおきたようで、みなさま無事でしたでしょうか。私の住む地域では、幸い大きな被害などがなかったようでした。

そして本日は台風一過の青空の下、10月とは思えない暑い一日でしたね。もう残暑は終わってくれと思うのですが…

さて本日は10月1日。一部の日本酒マニアの間では本日が「日本酒の日」ということで待ちわびていた方も多いそうで。

そんな「日本酒の日」に頂く一本がこちら

「三重県 木屋正酒造 而今 純米吟醸 酒未来無濾過生酒 2017BY」です。

これは今年の3月にたまたま購入できた一本なのですが、なかなか開けるタイミングがなく、今日に至りました。

「而今」と言えば、日本酒好きでは知らない人はいないであろう一本ですね。このブログでは初めての登場となります。

ではさっそく頂きましょう。

グラスを回すとトロピカルなパイン香が軽く香ります。

口に含むとトロりとした口触りから甘旨くもコクや酸味が広がり、余韻に若干の苦みを感じさせます。酸味も程よく感じさせ、苦みをきちんと感じさせ綺麗にキレるうまさがありますね。半年ほど寝かせたためか、濃醇さもありつつジューシーさもありながらキレもよい味わい深い一本ですね。甘旨味とコクと酸味と苦みが重層的に重なりあい、飲めば飲むほど魅惑的な深さを感じます。

これは濃醇旨口の日本酒になるのですかね。飲み飽きない旨さがあります。もしこれに何か食べ合わせると考えたところ、「フルーツタルト」や「ベイクドチーズケーキ」などを合わせたくなりました。この濃厚な味わいには「フレッシュなフルーツタルト」やちょっと濃いめの「チーズケーキ」などを合わせて頂くと面白いかと思いました。(果たしてこんな感想持つ人はいるのかな?と思いつつ、キルフェボンのようなフルーツタルトと食べ合わせたくなるような個人的な感想を述べています。)

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「三重県 木屋正酒造 而今 純米吟醸 酒未来無濾過生酒 2017BY」

原材料 米(国産)米麹(国産米)

原料米 山形県産 酒未来(100%)

精米歩合 50%

アルコール分 16%

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「而今」の酒未来は初めて飲むのですが、けっこう飲む時々によってみせる味わいが変わりますね。酸味が主張するときもあれば、苦みが主張するときもあり、また甘旨さが全面にくるときもあり、良い意味で変化に富んだ魅力的な一本ですね。この味わいがいつまでも引きつける「而今 酒未来」の味わいなのでしょうかね。今後もできる限り、ゆっくりと真摯に向き合いたくなる、そんな一本かと思いました。