宮城県 日高見 中取り 大吟醸 ベネチアンボトル ~艶やかな味わいは今でも~

みなさまこんばんは。週末の日曜日かがお過ごしでしょうか。夏休みシーズンも本格的始まり、パリオリンピックに地域の夏祭りなどイベントごとが多くなってきましたね。

さて、そんな夏休みシーズンに入った週末に頂いている一本がこちら

日高見 中取り大吟醸です。こちらは久しぶりに伺った地方の酒屋さんで購入した一本です。日高見は初めてでしょうか?ほとんど飲むことのない日高見ですが実はこれ8年前の古酒でして、店主さんとの会話の流れの中で特別に購入させてもらいました。

では、さっそくいただきましょう。

グラスを回すと繊細に流麗なお米の香りがほんのりと爽やかに。口にチに含むとややトロリとした飲み口から柔らかくまろやかに溶け込むゆおな甘旨味。余韻はスッキリとした苦味でやや長めにキレていきます。いやぁ~さすが上品な味わいですね。お米の艶やかさがダイレクトに伝わってきますね~!甘味旨味にコクと余韻のキレ味。8年前のお酒とは思えない味わい。艶やかさに旨味の深みがより感じさせられるような塩梅。あぁ~、なんだろね?この余韻のあと引く味わい。単にキレが良いとか爽やか~な感じではなくて、こそばゆくもあと引く感じで、「あぁ~もう一杯、もうちょっと飲みたいなぁ」とナチュラルに思わせてくれる味わいですねぇ。

アテは三陸沖北部でとれたカツオのお刺身と頂きます。

あぁ~、こりゃ旨いっすね~!フレッシュに鮮度良く旨味の乗ったカツオにこの柔らかくまろやかに旨味の乗った日高見が良く合いますね~。ペアリングとしては十分な要件を満たしている感じですね!若干欲を言うならば、日高見の甘味がやや強めに出ている感じかなぁ。

2日目になると香りは穏やかにほんのりと米麹っぽさ。口に含むと、ややトロリとした飲み口からまろやかかつ滑らかでバランス良く膨らむ甘旨味。余韻はスッキリとした苦辛味でやや長めにキレていきます。うーん!デリシャスですね~!旨味がクリアーさを伴いつつ甘味を感じさせながら綺麗に膨らみ、余韻はしっかりとした辛さのキレ具合。ちょっと良い塩味の効いたビスコッティと頂いていますが美味しく頂けますね!まぁでもこれだったらお刺身やお寿司、割烹料理なんかと頂くのがベターかなぁ。

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宮城県 日高見 中取り大吟醸

原材料名: 米・米こうじ 醸造アルコール

原料米 : 兵庫県産山田錦100%

アルコール分 : 17度

精米歩合 : 40%

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いやぁさすが日高見のハイスペックライン。8年ほどたった今でもひねり感や、ダレ感は全く感じさせない味わいですね~。アル添の大吟醸で保存状況の良さもあったかもしれませんが、艶やかな旨味を今でも楽しませてくれました。最近は生酛や山廃に傾倒ぎみですが、たまにはこういったお酒もいいですね。

どうもごちそうさまでした。