新潟県 祐村 特別純米 生詰 ~ライトな辛さで軽快に~

みなさまこんばんは。週の真ん中水曜日いかがお過ごしでしょうか。つい先ほどのニュースで政府は東京都に緊急事態宣言を発出する方針を固めたようですね。いやぁ、こりゃどうなんでしょうかね。ちょっといきなりすぎて驚いています。

さて、そんな驚きなニュースを受けつつ、頂いている本日の一本はこちら

「祐村 特別純米生詰」です。こちらはちょこちょこ行く酒屋さんで購入してきました。村祐はこのブログでもちょこちょこ飲んでいますが、この「祐村」は初登場です。なんでもこの祐村は約6年ぶりのリリースとなる一本で、通常リリースされる村祐とは逆の味わいの意味を込められこのような名称にしたそうです。

個人的に村祐というと、甘めなイメージがありますが、今年飲んだ「村祐茜ラベルの亀口取り」は柑橘っぽい爽やかさの印象が残るお酒でした。今回頂く祐村は辛口とのことでこちらは製造タンクの中で一番辛い酒質のものを瓶詰めしたもののようです。

では、さっそくいただきましょう。

グラスを回すと杏っぽさややカルピスのような甘爽やかさ。口に含むとややトロリとした柔らかな飲み口から滑らかな甘旨味に酸味を感じさせつつ余韻にスッとキレていくクリアーさのある軽快な苦辛味でスッキリと程よい長さでフェードアウト。甘旨味が滑らかさを伴いつつ膨らんで来たかと思いきやライトな苦辛酸味。2~3杯ほど飲み進めると、香りはサワークリームっぽさも出てきつつ、余韻のライトさが若干水っぽい軽さを感じさせるフェーズもあるかな。ん~、初日はそこまで辛口っぽさは強くなく、ややライトな辛口って感じかなぁ。

2日目になると、やや穏やかなリンゴや乳酸チックな香り。口に含むとトロッとした口当たりから、滑らかで軽快な甘旨味。余韻はスッキリとした苦酸味に後から追ってくるようなライトな辛味がじんわりと広がります。2~3杯飲み進めると、村祐っぽい甘さがひょこっと顔を出したりもします。あ、こりゃ甘さと余韻の辛さのバランスが面白いですね。何だろヨーグルト風味のカレーのような(笑)含み香にリンゴっぽさもあり爽やかライトな辛口ですかね。

***********************************************************************

新潟県 村祐酒造 祐村 特別純米 生詰

原材料名 : 米(国産)米麹(国産米)

アルコール分 : 15度

***********************************************************************

およそ6年ぶりのリリースとなった祐村。全体的にライトな味わいながらも、甘味と余韻の辛味が若干ちぐはぐな感じかな。日を置くとまとまってくるのかもしれませんが、2日程度じゃまだわかりませんね。値段もリーズナブルで飲みやすいので日を置いて楽しんでみてはどうでしょうか。

どうもごちそうさまでした。