福島県 豊国酒造 「超」

2018年12月29日

みなさま。こんばんは。今朝は北海道で震度7の大規模な停電を伴う地震がありました。札幌市では一部液状化の被害もあったようで、一刻も早い復旧作業が行われることを願います。

先日は関西地方で台風21号による大雨の被害が報道されたばかりなのですが、台風の大雨の自然災害後に、地震による大規模な停電等の災害となると、なかなか不安定な日々が続きますね。

台風、地震、と日本列島が落ち着かない日々が続いていますが、みなさまご無事に過ごされておりますでしょうか?

そんな中本日は都内の新橋駅のSL広場で福島県の日本酒のイベントが開催されており、ちょこっとだけ顔を出してきました。(そのレポートはまた後ほどアップしたいと思います)

そこには昨年お伺いした「豊国酒造」さんのブースがあり、今回色々とお話をさせていただき、再度福島の日本酒の美味しさを考えさせられ、帰宅後に飲んだ一本がこちら

まず見た目のラベルが「超」かっこいいですね。正直このラベルのかっこよさに惚れてしまい購入した気持ちもあります。たぶん地元向けの銘柄なのでしょうが、関東近郊ではまず見る機会がないかと思います。(十四代の朝日鷹みたいな感じですかね)

それでは、さっそくいただきましょう

グラスを回すとお米の旨味を重ねたような軽やかな吟条香が香ります。口に含むと軽やかな飲み口から程よい甘味と旨味。単純な甘旨みがある日本酒というわけではなく、芳醇さとキレの良さを兼ね備えた一本かと思います。

穏やかで飲み飽きせず、何か引きつける魅力があるような、そんないつまでも飲んでいられるような魅力的な日本酒かとおもいます。

この日本酒に何か食べ合わせるか、考えたところ「根菜類の煮物」や「煮魚系」が合うのではないかと思いました。やはり、個人的にはお米の旨味をしっかりと感じられる日本酒だと思うので、それに呼応する料理が合うのではないかと思います。

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豊国酒造 合資会社醸 純米吟醸 超

アルコール分 16度

原材料名 米(国産)米こうじ(国産米)

精米歩合 55%

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この豊国酒造の「超」は昨年、蔵元近所の小さなコンビニで購入したのですが、地元でも結構人気があるみたいですね。福島県でいうと「飛露喜」や「写楽」など、全国的にも日本酒好きには有名な銘柄はあります。しかし、それら以外にもまだまだ福島県内以外にもマイナーで無名な酒蔵はいっぱいあると思います。それらの酒蔵がこれからもマーケットに対しどのようなアプローチをし、ブランディングしていくのか、興味深く見守りつつ応援していければと思います。