福島県 楽器正宗 愛山×山田錦 ~楽器らしさを愛山で~

2020年8月18日

みなさまこんばんは。週末の金曜日いかがお過ごしでしょうか。明日から三連休の方も多いのではないでしょうか。それにしても今週は暑かったですね。梅雨が明けたと思ったら、この猛暑。今日も仕事終わりにジョギングをしたのですが、汗が止まりませんでした。

さて、そんな汗の止まらない週末にいただく本日の一本はこちら

楽器正宗 播州愛山×播州山田錦です。楽器正宗は先週「純醸」を頂いていますね。今回は播州愛山x播州山田です。昨年買い逃したため、今年はしっかりとGETしました。(ラスト一本でしたが)それにしても楽器正宗はやはり人気ですね。今回のような限定品に関しては店頭販売した翌日には無くなっていることもあるそうです。それに加えて楽器正宗は今シーズン、セッションシリーズという、また新たなシリーズを発売致しました。(こちらもタイミング良く購入できたので、そのうちレビューします)

ではさっそく楽器正宗の愛山x山田錦いただきましょう。

グラスを回すと香りはうっすら白桃やチェリーのような香り。口に含むとややトロスッキリとした飲み口からプチプチとした微弱なガス感から軽快に爽やかに広がる甘旨味。余韻は軽やかにスッキリと嫌みなくサラリとフェードアウト。ソフトタッチに軽やかながら爽やかなガス感の中に程よくエキス感や艶やかさもあり、よりお米の旨味が優雅に感じられます。うーん、軽快にジューシー。スルスルと飲めてしまいますね。含み香りにやや柑橘混じりのチェリーっぽいニュアンスが感じられます。

2日目になると香りは昨日よりも穏やかに。ほんの微かに甘い香り。口に含むとプチプチとしたガス感からまろやかにクリアーさのあるとろけるよう甘旨味。余韻は軽快にスッキリ爽やかにキレていきます。うぉー!2日目いいっすね!爽やかな酸味あるラムネのようなガス感がクリアーにまろやかな愛山の甘味と相まって絶妙な味わいに。うーん、まさに甘美なジューシーさ。昨年に頂いた「風の森 純米大吟醸 愛山」と比べると、こちらの方がスッキリしている印象。ライト過ぎずかといって軽すぎず、甘旨ジューシーかと言えば、そこまで甘過ぎずに、程よい旨味がクリアーながら奥行きを感じさせるのは、愛山米一本にせず、山田錦18%を使ってうまくバランスを整えた感じかな。そういえばちょっと前に飲んだ澤屋まつもとの「混醸」は山田錦と愛山と雄町をブレンドして醸した一本だったけどあれも魅力的で旨かった印象です。

***********************************************************************

福島県 合名会社 大木代吉本店

楽器正宗 愛山×山田錦

特定名称:純米吟醸

原料米:愛山82% 山田錦18%

原材料名:米(国産)米麹(国産米)

精米歩合:60%

アルコール分:15度

***********************************************************************

楽器正宗の中でもやはり特別な一本なのでしょうか。年1の商品ですし、価格も本醸造と比べると1.8倍くらいですが、この味わいは機会があれば一度味わってみてもよいかな、とも思います。楽器正宗らしい、ややドライながらジューシー感を愛山メインの旨味が軽快にで味わえます。今期の購入はもう難しいかもしれませんが、もしどこかの居酒屋さんで見かけたら、一度味わってみてはどうでしょう。

あ、そうそう今期の購入が難しいと言えばこれ

茨城県の森嶋。このブログでも生酒はいくつか取り上げたのですが、現在は蔵元にお酒がなく今期はもう酒屋さんにお酒を卸せないそうです。この日本酒もどこかの酒屋さんで見かけたら、かなりレアな一本かと思います。とりあえずこれもそのうち飲もうかと思います。

ちょっと話が逸れてしまいましたが、楽器正宗どうもごちそうさまでした。