福井県飛鳥井特別純米美灯中取り R5BY ～福井の新美酒～

2024年3月7日2024年3月10日

みなさまこんばんは。３月に入ってもまだ真冬のような寒さが続く今日この頃いかがお過ごしでしょうか。私の住む地域では、明日の朝方から雪が降る予報となっております。春を感じるにはもう少し先になる感じですかね。

さて、そんな明日の雪予報が気になる本日の一本はこちら

「飛鳥井特別純米美灯無濾過生原酒中取り」です。こちらは時々行く酒屋さんで購入してきました。飛鳥井は昨年新酒しぼりたてを頂いていますね。今年は中取りの新酒を頂きます。

飛鳥井は今年から「飛鳥井美灯」と、リブランディングしたみたいですね。ラベルも昨年のようなクラシカルなラベルから、ちょっと高級感を感じさせる白地の和紙に銀文字のラベルへと変えていますね。良い質感のラベルですね。ちょっとした割烹料亭に置いても遜色のない見栄えですね。

では、さっそくいただきましょう。

グラスを回すとスッとウリやメロンのような爽やかさ。口に含むと、ややトロリとした飲み口から柔らかにクリアーな甘旨味。余韻はスッキリとした苦辛味で程よくキレていきます。旨味膨らみますね～。この膨らむ旨味がスッと心地良い苦辛味でキレていきます。バランスいいっすね。ややパワフルに飲み応えがありつつもスイスイと入ってしまう様相。このパワフルさにキレ感はどことなく九頭龍の垂れ口をイメージさせてしまいます。お米の旨味が艶々としてますね。精米歩合60%とは思えない綺麗さですね。含み香にメロンのような甘爽やかさ。

尾赤アジのお刺身といただきます。

あぁ～、悪くはないけどちょっとアジが負けちゃうかなぁ。若干チグハグ。どうだろ？これだったらブリ大根やタラ汁、タラの芽やコシアブラの天ぷらなんかどうかな。

２日目になると香りはスッと香気高いウリやメロンのような爽やかさ。口に含むと、トロスッキリとした口当たりから、柔らかく滑らか且つクリアーに広がる甘旨味。余韻はスッとクリアな苦味で程よくキレていきます。いやぁこりゃ旨いっすね！クリアーなお米の旨味を中心にバランス良く膨らんでいくような味わい。いや凄いね、このお米のエキス感。どことなく生酛チックなニュアンスも感じさせてくれますね。