開成町 瀬戸酒造店

2018年12月27日

皆様こんばんは。私の住む地域では今日も暑く、日差しの強い一日でした。今朝ツイッターのニュースで神奈川県の開成町にある瀬戸酒造が本日から自家醸造再開後、初の出荷となる新酒の発売が始まるとのことで、さっそく、神奈川県の開成町に赴きました。

ちょうど開成町では本日からあじさい祭りが開催されており、多くの人で賑わっていました。

開成町では、あじさいに田んぼと風光明媚な景色が広がっていました。

あじさい街道を突っ切り、さっそく瀬戸酒造の方へ赴きました。

あじさい祭りも相まってか瀬戸酒造も多くの人で賑わっていました。

さっそく中に入ると、こんなオシャレな試飲サーバー?がありました。

今回試飲させていただいたのが、手前から順に普通酒の「酒田錦」、真ん中が「セトイチ いざ」 奥が、「あしがりの郷 月の歌」と試験的に他の蔵で醸造された「あしがりの郷 零号」でした。

この瀬戸酒造では、1980年に自家醸造を中断し、今年2018年から再び再開し、初めて仕込んだ日本酒が、「酒田錦」「セトイチ いざ」「あしがりの郷 月の歌」の新酒3種とのことでした。

順次試飲させていただくと、「酒田錦」は普通種だけあり、しっかりとした味わいの中にも穏やかさがあり、日常の食事の中に溶け込むような味わいで、料理を選ばない食中酒で「セトイチ いざ」はフルーティーな香りに軽やかな口当たり、少し酸味が感じられ、さっぱりとキレが良い感じ。「あしがりの郷 月の歌」は雄町米を使って醸しており、あじさいの花から抽出した酵母を使っているだけあってか、「セトイチ いざ」よりも、爽やかで酸味を感じられ、白ワインのような味わい。「あしがりの郷 零号」はタンクの違いとお米が五百万石を使っているとのことで、酒米による若干の味わいのニュアンスの違いが感じられました。

今回はこの中から、「セトイチ いざ」と「あしがりの郷 月の歌」の2種類を購入させて頂きました。

この瀬戸酒造店では

・全量小仕込みで丁寧な造り

・丹沢山水系の深層地下水を仕込み水に使用

・和釜の蒸気理論の甑による蒸米技術

・箱麹法による丁寧な製麹

の4つにこだわりをもって酒造りを行っているとのこと。

帰路、さっそく出店で購入したのイカ焼きと「セトイチ いざ」を頂きました。

柔らかな香りに口当たりの良さ、口の中で優しい甘みが広がり、少々の酸味が感じられ、後味良くキレ良く、喉の奥に消えていきます。食べ合わせたイカ焼きとも相性悪くなく、美味しく頂けました。

 

美しい田園風景の足柄平野に再建された瀬戸酒造店。これから地域の人々と酒造りを通して新たな発展、展開をみせてくれることを期待したいと思います。

 

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瀬戸酒造店

住所 : 神奈川県足柄上郡開成町金井島17

電話 : 0465-82-0055

直売店 : 営業時間 10:00~19:00 (定休日 月~水)

HP : https://setosyuzo.ashigarigo.com/

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酒蔵

Posted by OnSake