秋田県爛漫純米吟醸一穂積しぼりたて生～フレッシュに甘美な爛漫を～

2025年12月11日

みなさまこんばんは。12月も半ばに差し掛かった師走の頃、いかがお過ごしでしょうか。

日中所用で駒沢公園の方へ行ってきたのですが、雲一つ無い青空が広がっていましたね。

さて、そんな青空広がる12月中旬に頂いている一本はこちら

爛漫純米吟醸一穂積しぼりたて生です。こちらは時々行く酒屋さんで購入してきました。時々見かける若い店員さんに何かないか尋ねると、「これ面白いっすよ！」と勧められた一本です。秋田銘醸と言えば美酒爛漫で有名な秋田の老舗蔵です。秋田県で開発された新たな酒造好適米「一穂積」を自社田で栽培し、酵母はこのしぼりたて生に対する特別仕様の「AK-1」を仕様しているそうです。

では、さっそくいただきましょう。

グラスを回すとうっすらと葡萄のような爽やかさ。口に含むと滑らかな口あたりから甘美に広がる甘旨味。余韻はスッキリとした苦酸味で程よくキレていきます。いやぁグラス一杯目から美味しいっすね！いやさすが秋田の老舗酒蔵。こりゃ凄いね、一言で言うなら「お米の旨味が綺麗」久しぶりに一杯目からこんなお米の綺麗さを感じましたよ。そしてこの余韻に抜けるやや葡萄のような爽やかさもキレの良さと相まって心地良いですね。半分くらい飲み進めるとフレッシュな旨味を中心によりバランス感が出てきた味わいですね！

アテはメジナのお刺身と頂きます。

うんま！鮮度よくやや淡泊ながらもしっかりとした旨味を感じさせるメジナにこの爛漫が良く合いますね。若干この爛漫が生酒だけあって旨味を強く感じさせる面もあるかなぁ。他のお刺身だったら中トロやサーモンも良さそうですね。これからの時期海鮮ものの鍋料理とか出汁のきいたおでん、秋田らしくハタハタの煮付けとかはどうでしょうかね。

２日目になると香りは穏やか。口に含むとややトロリとした口当たりから滑らかかつ艶やかに広がる甘旨酸味。余韻はスッキリとした苦酸味で心地良くキレていきます。いやぁ２日目も良いっすね！昨日よりもフレッシュさは穏やかになったものの見事に爽やかなバランス感を醸し出してくれますね！最後の方になると甘味と旨味にフレッシュさいのある酸味がバランス良く重なり余韻はスッと軽やかな苦酸味でキレていきます。