宮城県 花ノ文 純米吟醸 蔵の華 生酒 ~穏やかなる新酒生酒~

みなさまこんばんは。3月14日ホワイトデーいかがお過ごしだったでしょうか。私の住む地域では風は冷たかったもののあたたかな日差しが降り注いでいました。そろそろ車のスタットレスタイヤも交換かな?なんて思ったりもしました。

さて、そんな3月半ばに頂いている一本はこちら

「花ノ文 純米吟醸 蔵の華 生酒」です。こちらは比較的近くの酒屋さんで購入してきました。花ノ文はおよそ2年程前に雄町の1年熟成を頂いていますね。今回は新酒の生酒になります。2年前に飲んだ花の文は結構いい印象でしたが今回の新酒はどうでしょうか。酒米も宮城県オリジナルの「蔵の華」を使用しています。

では、さっそくいただきましょう。

グラスを回すとシトラスやミントのような薄青い爽やかさ。口に含むと、ややトロリとした飲み口から滑らかに膨らむ甘旨味。余韻はスッキリとした苦味で程よくキレていきます。飲み心地いいですね。柔らかに滑らかな中にどことなくクリアーさもあり余韻にかけてややミルキーな旨味を感じさせつつ、スッと切れ良くフェードアウト。フレッシュな旨味にキレの良さが印象的ですね。半分くらい飲み進めていくと、滑らかに余韻にかけてミルキーな旨味をも感じさせてくれます。

アテはホウボウのお刺身と頂きます。

あ~、いいっすね。やや淡泊ながらも新鮮な旨味しっかりを感じさせてくれるホウボウにこの花ノ文が良く合いますね。ちょっとだけ厳しく言うなら花ノ文が旨味がやや強めに出てくる感じかな。お刺身で合せるんだったら中トロあたりかなぁ。

2日目になると香りは穏やか。口に含むとややトロリとした飲み口から柔らかくまろやかな甘旨味が広がり余韻はスッと程よい苦味でキレいきます。やや、クリアーさもありつつ程よくボディ感の膨らみもありキレも良くバランス良く頂けますね。

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花ノ文 純米吟醸 蔵の華

原材料名 : 米(国産)、米こうじ(国産米)

原料米 : 宮城県産蔵の華100%

精米歩合 : 50%

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まぁ悪くはないけど、ちょっとインパクトに欠けるかなぁ。個人的に生酛山廃あたりのお酒を好んでいることもありますが、このくらいのボディ感だったら少し酸味を出した方がもっと良く纏まりそうな印象ですね。ただその辺は好き好みがあるのでなんとも言えませんがね。

どうもごちそうさまでした。