奈良県 儀助 純米吟醸 無濾過生原酒 雄町 ~更なる酒質向上を目指して~

みなさまこんばんは。本日は4月18日、一粒万倍日の木曜日いかがお過ごしだったでしょうか。なんでも本日は「一粒万倍日」「月徳日」「天恩日」の3つの吉日が重なる、スーパー開運日だそうです。

さて、そんなスーパー開運日に頂いている本日の一本はこちら

奈良県 「儀助 純米吟醸 無濾過生原酒 備前雄町」です。こちらは年1程度ほどに行く酒屋さんで購入してきました。ちょっと前から気になっていたのですが今回タイミング良く手にすることができました。

儀助はこのブログでは初めてですね。

では、さっそくいただきましょう。

グラスを回すとライチや仄かにマスカットやメロンのような爽やかさ。口に含むとややトロリとした飲み口から滑らかな甘旨味。余韻はスッキリとした苦辛味でキレていきます。まず一杯目。トロリとした旨味にやや辛さのあるキレが印象的ですね。ややワイルドなインパクトもありつつも、余韻にかけて柔和な優しさも。けっこう甘味と旨味が強めですね。酸味があるのかな?と思っていたけれども一杯目はあまり感じられませんでしたね。これ、多分後半伸びてくるような味わいですね。2~3杯飲み進めていくと無濾過生原酒らしい力強さと共にだいぶ甘旨苦辛味のバランスが出てきた感じですね。

アテは和歌山県産の天然ブリのお刺身と頂きます。

おぉ~こりゃ旨いっすね。脂の乗ったブリにこの儀助が良く合いますね!このブリの艶々とした旨味にややパワフルな旨味の儀助が柔らかくしなやかに寄り添っていく様相。良い食中酒ですね~。

2日目になると、香りは穏やか。極うっすらライチっぽさも。口に含むと、柔らかな口当たりから滑らかにやや伸び感のある甘旨味。余韻はスッキリとした苦味で程よくキレていきます。2日目いいですね~。初日よりも味わいがまろやかに纏まってきた感じ。これは面白いですね。変な表現ですが奥行きのあるフレッシュさを感じさせてくれます。じんわりと滋味甘深さに余韻にキレのある酸味と苦味。

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儀助 純米吟醸 無濾過生原酒 備前雄町

原料米 : 備前雄町 100%

精米歩合 : 55%

原材料名 : 米(国産)米麹(国産米)

アルコール分 : 16度

使用酵母 : 1401

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今の儀助が100点だとは思っていません。更なる酒質の向上のため、努力と向上を続けてまいります。

奈良県にはみむろ杉や風の森など有名どころがちょいちょいあり、またそれらとはまた一線を画すような味わい。儀助の今後も楽しみですね。

どうもごちそうさまでした。