山形県 十四代 大極上生 龍の落とし子 ~復刻ラベルの佇まい~

みなさまこんばんは。週末の日曜日いかがお過ごしだったでしょうか。私の住む地域は日中暑いくらいの日差しと青空が広がっていました。

そんな中、日中八王子にある高尾駒木野庭園に行ってきました。

昨年通りがかって気になっていた場所ですがいいところでしたね。枯山水は建物の工事の為見ることができませんでしたが、伝統的な茶室に咲き始めの梅と風光明媚な日本庭園が心を和ませてくれました。

さて、そんな庭園での穏やかな時を過ごしてきた日に頂いている一本はこちら

十四代 大極上生 龍の落とし子です。龍の落とし子の生酒はおよそ3年ぶりですね。今年は、ラベルが大幅にリニューアルされましたね。なんでも昭和50年代の復刻ラベルだとか。

では、さっそくいただきましょう。

グラスを回すとスッと葡萄やマスカットのような爽やかさ。口に含むとフレッシュに爽やかな口当たりから柔らかく蕩けるような甘旨酸味。余韻はスッと爽やかな苦酸味で心地良くキレていきます。いやぁ~まぁこりゃデリシャスにエレガントなジューシーさですね~。このリンゴや葡萄を思わせるようなジューシーさにキレの鋭さ。2~3杯ほど飲み進めていくとあぁ!やっぱりこの味わいよね!この惹き付けるような甘味!この甘味の表出具合はやはり十四代大吟生酒。丸く柔和にやや強めな甘味にスッキリとした爽やかな酸味のバランス感。飲み口から後味までシームレスに纏まっている具合はさすがですね。

アテはアイナメのお刺身と頂きます。

いやぁこりゃ旨いっすね!アイナメの柔らかくも繊細な旨味にスッとナチュラルに寄り添ってくれるような味わいですね。

2日目になるとやや穏やかにも葡萄のような爽やかさ。口に含むと柔らかな口当たりから、クリアーにフレッシュな甘旨酸味。余韻はスッキリとした苦酸味で心地良くキレていきます。初日よりも酸味は落ち着きつつ甘旨酸味のバランス感が出てきた感じ。そこに余韻にかけての甘美な艶やかさとキレの良さ。いやぁさすがですね。

****************************************************************************************

十四代 大極上生 龍の落とし子

原材料名 : 米(国産)、米麹(国産米)

精米歩合 : 35%

原料米 : 山形県産龍の落とし子80%使用

アルコール分 : 15%

****************************************************************************************

幸せを感じさせる味わいですね。今年はラベルが復刻判になったこともあり、もしや生酛で醸したのか?なんて思ったのですがそうではない感じですね。しかしこのラベル個人的にはかなり好みですね。実はこのラベルを見た瞬間に今日行ってきた高尾駒木野庭園にあるような小さな茶室やその茶室から望む枯山水の世界観にこの一本が清廉に凜とした佇まいとして存在しえるイメージを持たせてくれました。味わい的には枯れた滋味深さとともに鮮やかにも伸びゆくように、そして穏やかにも引き込ませる幻影的な味わいを期待させてくれましたがそんな個人的に勝手な思いとは裏腹に、上品かつ嫋やかにいつもの十四代らしさを楽しませてくれる一本でした。

どうもごちそうさまでした。