佐賀県 東一 純米吟醸 「Nero」~世界各国の要人をもてなした一本~

みなさまこんばんは。週末いかがお過ごしだったでしょうか。今週末は各地で夏祭りがおこなわれていますね。私の自宅からも大きな花火が見えました。それと同時に暑さの疲れも徐々に出始める頃かと思いますが、お盆休みまでもう一踏ん張りな時期ですね。

佐賀県 東一 純米吟醸 「Nero」です。

この日本酒はちょこちょこ行く酒屋さんで購入しました。その酒屋さんで飲ませていただき結構美味しかった印象があり、購入しました。

どうやらこの日本酒は「2008年洞爺湖サミット晩餐会採用酒」だそうです。十年以上前から世界各国の要人をもてなしてきた日本酒。果たしてどのような味わいなのでしょうか。

ではさっそくいただきましょう。

香りは瑞々しい巨峰のような香り。口に含むとややトロスッキリとした飲み口から軽やかな酸味と柔らかな甘旨味。余韻に微かな苦味でサッとキレます。いやー旨いですね。さすが世界各国の要人をもてなすだけの日本酒であります。低アルでも原酒らしいお米の旨味と爽やかな酸味がクリアーなジューシーさを演出してます。少し白ワインの甘いような印象も受けます。

2日目になるとだいぶ落ち着いた印象。昨日の味わいよりもフレッシュな酸味が穏やかになり、酸っぱ味と甘旨苦みが感じられますが、それでもそれなりに美味しくいただけます。

もしこの日本酒に何か食べ合わせるかとしたら、初日だったら軽めのアペリティフやタコやサーモンのカルパッチョなど食前~食中あたりの料理と合わせたいかな。

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佐賀県 五町田酒造 東一 純米吟醸 「Nero」

原材料名 米(国産)米麹(国産米)

精米歩合 49%

原料米 山田錦100%使用

アルコール分 13度

日本酒度 +2

酸度 1.4

アミノ酸度 1.0

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アルコール度数13度という低アルでしかも原酒。山田錦の甘旨みを残しつつ軽やかに仕上げた感じの日本酒。特に初日のフレッシュでクリアーな酸味が飲み手の気分を盛り上げてくれますね。ラベルもワインのようにオシャレなラベルで、これをキンキンに冷やしちょっとしたパーティーやイベントに持って行けば喜ばれるかも!?そんなシチュエーションで初日飲みきりで楽しみたいお酒かなとも思いました。

どうもごちそうさまでした。