長野県信州亀齢純米酒ひとごこち生原酒　～フレッシュで軽やか～

2019年12月6日

みなさまこんばんは。週末の金曜日いかがお過ごしでしょうか。寒い日が続きますが、明日は関東地方の山沿いでも雪の予報が出ているそうな。

さて、本日の一本はこちら

長野県「信州亀齢純米酒ひとごこち無濾過生原酒」です。この日本酒はちょこちょこ行く酒屋さんで購入してきました。

信州亀齢は、少し前に火入れのひとごこちをいただきましたが、今回は無濾過生原酒ですね。信州亀齢は長野県上田市にある岡崎酒造が醸している日本酒です。２年ほど前に赴いたことがあるのですが、蔵元は旧北国街道沿いにあり、その旧北国街道沿いには今もなお、こんこんと湧き出す保命水や、ワイナリーカフェ、お味噌屋さんなど情緒溢れる通りでした。

そんな歴史情緒溢れる土地で醸された一本。では、さっそくいただきましょう。

グラスを回すと香りは程よく甘いピーチやパインのような香り。口に含むとややトロスッキリとした飲み口の中に新酒らしいフレッシュなガス感からやや軽やかな甘旨味。余韻にやや新酒っぽい、苦味でスッキリと〆ます。端的に表すならば、「軽やかでフレッシュでジューシー」ですね。口当たりも良いのですが、フレッシュなガス感と純米酒というスペックで甘旨味を抑えている感じも。個人的にはもう少し甘旨味があると、より美味しくいただけるかなぁ。

２日目になるとまだ若干弱く酸味が残り、余韻の苦味がやや出てくる感じ。昨日同様スッキリとした印象。もう少し旨味に膨らみが出てくるといいなぁ。

もしこの日本酒に合わせるとしたら真鯛や赤身のお刺身、大根が出回ってきているので、ふろふき大根なんかもいただきたいかな。