奈良県 みむろ杉 純米吟醸 雄町 ~リッチで上品で艶やかな味わい~

2020年4月21日

みなさまこんばんは。週末の金曜日いかがお過ごしでしょうか。終わりの見えないコロナとの戦い。ちまたではWithコロナというようにウイルスと共に生きていく社会を考えていく時代になってきているようですね。

さて、そんな状況で頂く本日の一本はこちら

奈良県 今西酒造 「みむろ杉 純米吟醸 雄町 無濾過生原酒」です。

「みむろ杉」はこのブログでは初登場ですね。前々から、みむろ杉は気にはなっていたのですが、なかなかどうして手が出なかった銘柄。そんな中、そこそこ行く酒屋でうろうろ見て回っていたところ「これは飲んでおいて損はない一本ですよ」と、店主から声をかけられたこともあり購入致しました。

それではでは、さっそくいただきましょう。

グラスを回すと、ラフランスやライチ、若干インキマジックぽいような香りも。口に含むと、トロスッキリとした飲み口から上品でバランスの良い甘旨味。余韻に嫌みのない軽やかな苦味でスッキリとキレていきます。控えめな酸味に綺麗に広がる甘味と丁寧に醸し出された雄町米のコクと旨味がリッチ&クリアーに感じられます。これは魅力的な味わいですね。フレッシュな酸味が前面に出てくる甘旨ジューシーな味わいではなく、控え目で穏やかな酸味が上品でリッチな甘旨味を下支えする味わい。そしてその甘旨味に雄町米の旨味とコクが丁寧に醸し出される味わい。2~3杯飲み進めるとメロンやバナナのような含み香を感じさせつつ、くっきりとした余韻で〆ていきます。

2日目になると香りは瓜やメロンのような香り。口に含むとトロスッキリとした飲み口から程よくまろやかに、軽快に甘美に艶やかに広がる甘旨味。余韻に軽やかな苦酸味が舌の上にピリリと続きます。雄町のコクと旨味がまろやかに柔らかく感じさせ、それらを収斂させる酸味と心地よい余韻の苦味。これはいいですねー。

もしこの日本酒に何か食べ合わせるかとしたら、お出汁の利いた煮物やおでん、豚シャブなんかを食べたくなりました。

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奈良県 みむろ杉 純米吟醸 雄町 無濾過生酒

原材料名:米(国産)米麹(国産米)

原料米:雄町 100%

精米歩合:60%

アルコール分:15%

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今回初めて頂いたみむろ杉の純吟 雄町 無濾過生酒。これはいいですねー。本当、細部まで丁寧に造られている感じで飲み飽きせずいつまでも楽しめる味わい。リッチで上品で艶やかにお米の旨味を表現している一本かと思います。

どうもごちそうさまでした。