秋田県 亜麻猫スパーク 2019 ~新生亜麻猫スパークとは~

みなさまこんばんは。週末の土曜日いかがお過ごしだったでしょうか。本日私の住む地域は大荒れの天候でが、夕方からは雨も止みオレンジ色の空を眺めることができました。雨上がりの夕暮れの空は、どことなく落ち着きますね。

さて、本日の一本はこちら

秋田県「新政 亜麻猫スパーク 2019」です。

このお酒はちょこちょこ行く酒屋さんで購入してきました。亜麻猫スパークは今年の2月に2018を飲んでいますね。今回は2019です。

首飾りには今回は浴室での開栓のお知らせはなく、品質保証期限のお知らせになりましたね。裏面には相変わらずの丁寧な開栓手順。またキャップの裏下には

”冷やして細身の磁器あるいはグラスでお飲み下さい”とのオーダーも。陶器での飲用は推奨してないようですね。

“Amaneko2019″では、さっそくいただきましょう。

 

…と、今回も慎重にキャップを回したのですが、今回は前回の亜麻猫スパークよりもガス感が強めだったのか、キャップを開けては閉め、開けては閉め、と5分以上開栓に時間を要しました💦今年のスパークは開栓手順の注意書き以上に慎重に開けないと大変なことになるかもしれませんね。

さて、それではテイスティング

グラスを回すとはちみつレモンのような爽やかさ。やや乳酸チックな香りも伴いカルピスはちみつレモンのよう。口に含むとスッキリとした飲み口からシュワッとした飲み口から甘旨酸味と程よい苦味が混ざり合いながら、爽やかでスッキリとした苦味を伴いつつ消えていきます。軽やかな味わいの中にもきちんとお米の旨味も感じられます。

飲み進めると心地よいグレフル感が爽やかでいいですね。ジューシーな甘旨味と爽やかな酸味と苦味が絶妙にマッチした味わい。かなり低アルな設定のため、スイスイ飲めますね。

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秋田県 新政酒造 亜麻猫スパーク

特殊製法:白麹使用 高酸味酒

アルコール分:12度

原材料名:米(秋田県産)米麹(秋田県産米)

精米歩合:麹米50%  掛米60%

原材米名:あきた酒こまち100%使用(2019年収穫秋田県産)

使用酵母:きょうかい6号酵

醸造年度:令和1酒造年度(2019-2020)

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昨年2018年の亜麻猫スパークはアルコール度数13度に対して今年は度数12度とさらに低アルになりましたね。(その前は14度だったかな)毎年1度ずつアルコール分が減ってきていますね。(さすがにこれ以上低くなることはないとは思いますが)

 

 ”通常の「亜麻猫」の造りもやっかいですが、このスパークは現場が鬱っぽくなるほど難儀なお酒です。我々は「にごり酒」感が強い発泡酒が好きではありません。できるだけにごりを少なく瓶内二次発酵させたいのですが、これが難しい。何度、醗酵が頓挫して失敗したことでしょう。しかし試行錯誤の末、昨年あたりからかなり安定して二次発酵が進むようになりました。一段と完成度の高くなった新生「亜麻猫スパーク」をお楽しみいただけるかと思います。”

亜麻猫2019、スッキリ爽やか低アルでスイスイとイケてしまいますね。これはまるでオトナの「メッ〇」」や「マウンテン〇〇〇」のよう。個人的に推奨したいのは20代の若い飲み手に是非飲んでもらいたい味わい。また彼氏彼女の誕生日や記念日などに開けたい一本かと(くれぐれも開栓には気をつけて)思いました。

どうもごちそうさまでした。