神奈川県 小金井酒造 丹沢ほまれ ~地酒と山行~

みなさまこんばんは。週末の日曜日いかがお過ごしだったでしょうか。私は早朝より、丹沢山塊の中枢にある蛭ヶ岳に登ってきました。そこそこの距離と標高差があったのですが、山頂はあいにくのガスガスの様相でした。

日曜日は晴れの予報だったのですが、やはり山の天気はわかりませんね。

さて、そんな丹沢最高峰に登ってきた日に頂いている一本はこちら

小金井酒造「丹沢ほまれ」です。こちらは蛭ヶ岳に登ってきた帰りに買ってきた一本です。こちらは厚木市にある小金井酒造が製造し、相模原酒販協同組合が販売しているお酒です。

では、さっそくいただきましょう。

グラスをまわすとややスッキリとしたアルコール感のある吟醸香。口に含むとややトロスッキリとした飲み口からバランスよく広がる甘旨味。ややボテッとしたコクを感じさせつつも余韻は軽快な苦辛味でスッキリとキレていきます。

ちょっと燗酒にしてぬる燗でいただきました。

香りは常温よりもアルコール感が出てくる感じ。口に含むとトロっとした柔らかい口当たりから、やや芳醇に広がる旨味からキリッとスッキリとキレていく苦辛酸味の爽やかな余韻の心地よさ。お燗にするとややアルコール感の荒々しさが感じられるかな。

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丹沢ほまれ

原材料名 : 米(国産)米麹(国産米)醸造アルコール

アルコール分 : 15度

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いや、ちょっとこれは普段飲みの日本酒として十分すぎる味わいじゃないかな。何となく丹沢山塊の蛭ヶ岳に登って買ってきた丹沢ほまれ。もちろん近年人気酒とは比べられませんが、この味わいが4合瓶で780円という驚愕のプライス。確かに普通酒と言われればそれまでかもしれませんが、このコスパならば普段飲みの常備酒にしたい一本かと思わせてくれました。

蛭ヶ岳からの下山時の風景。

晩秋を感じさせる丹沢山塊と山々と共に。

どうもごちそうさまでした。