愛知県 三河武士 生酛 純米 生 ~限定360本の魅力~

みなさまこんばんは。4月29日昭和の日いかがお過ごしだったでしょうか。私の住む地域では、終日雨が降っており、時折風がやや強めに吹く時間帯もありました。昭和の日はけっこう天気が良いイメージでしたが、今年はそうなりませんでしたね。

さて、そんな雨風吹く昭和の日に頂いている一本はこちら

愛知県「三河武士 純米 生酛 生原酒 」です。こちらはときどき行く酒屋さんで購入してきました。この「三河武士」は二兎を醸している丸石醸造の別ブランドになりますね。この生酛仕込みは初挑戦とのこと。酒米は地元岡崎で復活栽培された「萬歳」を使用しているそうです。

復活させた地元米を使い初チャレンジの特注スペシャルオーダーの一本。

では、さっそくいただきましょう。

グラスを回すと、仄かに柑橘+乳酸チックな香り。口に含むとややトロリとした飲み口からスッと広がる甘旨味に微弱な酸味。余韻はスッキリとした苦酸味がやや長めにキレていきます。おお、こりゃ面白いですね。甘旨味の広がりに奥行きや上下に伸びるような立体感を感じさせ、武士の刀のような切れ味鋭いさまを感じさせる余韻。しっかりとした生酛造りの旨味を感じさせます。

2日目になると香りはまさに生酛らしさ満載のお米の香り。口に含むとややトロリとした飲み口から滑らかな甘旨味。ちょっとリンゴ酸のようなものを感じさせ、余韻はスッキリとした苦酸味が、じんわりとやや長めに。二兎らしい柔らかい甘味の雰囲気を醸しつつ、生酛らしい旨味と生酒の酸味をうまく調和させたかのよう。うん、飲み飽きしないですね。欲を言うならば、もう少しライトな方が二兎好きには受けるかも。しかしこのくらいのボディ感なら、やはり食中酒としてパスタや焼き魚なんかと合わせたらいいんじゃないでしょうか。

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愛知県 三河武士 生酛 純米 生原酒

原材料名 : 米(国産)米こうじ(国産米)

精米歩合 : 70%

アルコール分 : 16%

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丸石醸造が醸す二兎とは別ブランドの三河武士、楽しませていただきました。生酛 純米 生原酒といったスペックでで税込み1500円以下なんて十分過ぎますね。さすが360本限定。丸石醸造だと、どうしても二兎の方に目が向きがちですが、こういったチャレンジングな一本を試してみるのもいいですね。

どうもごちそうさまでした。