福島県仁井田本家おだやか純米オーク樽　～おだやかの樽～

2021年7月30日

みなさまこんばんは。週末の金曜日いかがお過ごしでしょうか。今月７月も早くも明日で終わりとなりますね。

さて、そんな７月最後の金曜日に頂いている本日の一本はこちら

福島県仁井田本家純米オーク樽です。こちらは時々行く酒屋さんで購入してきました。

仁井田本家のお酒は昨年、にいだしぜんしゅめろん3.33を頂いていますね。今年はこのオーク樽をいただきます。このお酒は確か元々、蔵元限定販売の「かをるやま」という名前で販売していたものかと思います。今年はオンライン販売もしているようですね。

では、さっそくいただきましょう。

グラスを回すとミルキーに乳酸チックな香りにうっすらと樽香。口に含むとややトロリとした飲み口から、滑らかに奥行きのある甘旨味に穏やかな酸味。余韻はこの穏やかな酸味と複雑味を感じさせつつ、やや長めにキレていきます。これは生酛造りなのかな。生酛っぽいニュアンスを感じさせつつALC14度とライトさがありつつ、精米歩合80%らしい膨らみも感じさせますね。甘味主体に穏やかな酸味に重心のバランス良く余韻の複雑味をスッキリと感じさせます。

2日目は所用で飲めず。

３日目になると、甘爽やかな樽香がスッと香ります。いいですね。口に含むとトロスッキリとした飲み口からスッキリとした甘旨味に、複雑味のある酸味。含み香にふんわりと抜ける独特の樽香。あ～この抜け香もいいですね。軽く抜けるこの優しさ。ボディは程よくしっかりとしつつも、甘味と酸味をメインに、余韻は複雑味と軽い渋味を感じさせ、重心のあるバランスの良さが光ります。