福井県 九頭龍 垂れ口 ~甘口メロンフレッシュに~

みなさまこんばんは。週末の土曜日いかがお過ごしだったでしょうか。昨晩は今年最後の満月だったみたいですね。満月翌日の本日18時半頃には煌々とした黄金色した大きくインパクトのある月が見えました。

さて、そんなインパクトのある月を見た週末に頂いている一本がこちら

福井県 「九頭龍 垂れ口」 です。こちらは時々行く酒屋さんで購入してきた一本です。九頭龍 垂れ口は昨年も頂いていますね。一昨年まで黒龍ブランドだった垂れ口が、昨年より九頭龍へとリブランディングされ、今年は2年目となりますね。個人的には黒龍(九頭龍)の新酒がリリースされると、今年も新酒生酒ガンガン入る時期に入ったなぁと思わせる一本です。

では、さっそくいただきましょう。

グラスを回すと甘くミルキーなニュアンスにややマスクメロンのような爽やかさ。口に含むとややトロリとした飲み口から柔らかくややシルキーな甘旨味。余韻はスッキリとした苦味でスッとキレていきます。いやぁ、こりゃまるで綿飴のような甘味ですねぇ、シルキーに優しく膨らむこの甘味。そしてこの甘味をスッと心地よくキレていく余韻。咽奥にやや甘塩っぱさも。含み香にどことなくメロン果汁のような爽やかさも。

アテはQBBのブルーチーズ入りと頂きます。

おおぅ!こりゃ面白いっすねぇ。ブルー入りチーズの旨味と九頭龍の垂れ口の甘味が絶妙にぶつかり合いながら、まるで互いに力と力で押し合いせめぎ合っているかのよう。まるで口の中で「旨味vs甘味」のプロレスが繰り広げられていますね(笑)

2日目になると、香り穏やかにうっすらとした甘爽やかさ。口に含むとトロリとした飲み口から柔らかな甘旨味から余韻はスッキリとした苦味でキレていきます。余韻に若干ドライさを感じさせますね。ややまろやかにソフティな甘旨味が広がり、スッとややドライさのを苦味で程よくキレて行く感じ。含みかは爽やかなウリやメロンのよう。

真アジのお刺身と頂きます。

いやぁ、こりゃちょっと真アジが負けちゃう感じですね。やはり昨日合わせたチーズなんか欲しますね。ペペロンチーノなんか食べたくなりますね。

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九頭龍 垂れ口 生酒

原材料 : 米(国産)、米麹(国産米)、醸造アルコール

使用米 : 福井県産 五百万石100%

精米歩合 : 65%

アルコール分 : 18度

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今年も楽しませて頂きました九頭龍 垂れ口。昨年は一升瓶で今年は4合瓶で頂きましたが、やはり旨いっすね。アル添でこれだけの甘味を引き出しつつフレッシュにメロンのような爽やかさを感じさせる魅惑的な一本。また来年も期待したいですね。

どうもごちそうさまでした。