福島県 廣戸川&ささまさむね ~にごりの飲み比べ~
みなさまこんばんは。年明け2024年いかがお過ごしでしょうか。早いもので年が明けてからもう6日が過ぎようとしています。いや、もう今年は年明けから能登の地震に羽田の事故にと大変な年明けとなりましたね。
さて、そんな中ちょこちょこと頂いていたお酒がこちら
「福島県 廣戸川 純米にごり生酒&特別純米ささまさむね生酒」です。これらは昨年末に時々行く酒屋さんで購入してきました。ちょっと一度だけやってみたかった飲み比べ。廣戸川と而今も面白そうだったのですが、ここは敢えてささまさむねと飲み比べてみたと思います。
飲む前に滓の量を比べてみると
ささままむねの方が倍ほどありますね。
開栓すると廣戸川の方は瓶内発酵圧が高い為かシュワシュワシュワッと滓が膨れあがります。
まぁこの辺は而今のにごりや紫宙とにたような感じですね。
では、さっそくいただきましょう。
まずは廣戸川から
香りは爽やかなレモンに柑橘っぽさ。口に含むとフレッシュな口当たりからやや強めな酸味からやや硬さのある甘旨味。余韻はスッキリとした苦酸味でキレていきます。
続いてささまさむね。香りは穏やか。口に含むとややフレッシュな口当たりに硬さが取れ掛かったかのような甘旨味。余韻はスッキリとした苦酸味で、スッとキレていきます。
一杯目の印象としては廣戸川の方が硬さがありささまさむねの方が柔らかな印象。余韻も廣戸川の方が苦味が強いかな。
続いて2杯目
廣戸川ウリや青リンゴのような爽やかな香り口に含むとフレッシュな口当たりにジューシーにやや米感ある甘旨酸味。余韻はスッと爽やかにキレていきます。
ささまむね、香りは極うっすら青リンゴのよう。口に含むと柔らかな口当たりからフレッシュにややクリアーな甘旨酸味。余韻はスッキリとした苦酸味で程よくキレていきます。
初日の印象としては廣戸川は開栓時に瓶底の滓が混じり合う使用?の為か、ちょっと飲み比べるのに難儀しましたが、滓の混じりのないささまさむねの方が好印象でしたね。
2日目になるとささまさむねの方が旨味感じますね。廣戸川の方は爽やかな酸味にフレッシュなシャープさを感じさせるかなぁ。こりゃ面白いですね。廣戸川の方がアタックから余韻までモダンに纏まっていますね。ささまさむねは旨味は出ているもののやや纏まりがない印象。2日目は廣戸川の方が、好印象でしたね。
3日目 外出の為お休み
4日目瓶底の滓を絡ませながらいただくとやはり2日目のようにささまさむの方が旨味を感じさせますね。対して廣戸川の方は、スッキリとシルキーに纏まっている印象。まぁこの辺りは好みにもよるのかな。個人的にはやはり廣戸川の方がスッキリと爽やかに纏まっていて好みですね。
まぁ、面白い飲み比べでしたね。どちらも美味しいにごり酒でしたが、今回飲み比べてみて感じたのは廣戸川の方が酸味がありややシャープでささまさむねのほうが旨味をずっしりとストレートに感じられた印象ですかね。好みは分かれるかと思いますが、飲みやすさは廣戸川、飲み応えはささまさむね的な感じですかね。
どうもごちそうさまでした。
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