千葉県 香取 生原酒90 ～ナチュラルな旨味を感じさせて～
みなさまこんばんは。7月25日、かき氷の日いかがお過ごしだったでしょうか。梅雨も明けまるで亜熱帯地方のようなゲリラ豪雨のスコールが多くなってきましたね。
さて、そんなスコールが多くなってきた日に頂いている一本がこちら
「寺田本家 香取 生原酒90」です。こちらは時々行く酒屋さんで購入してきました。昨年までは一部限定だったものですがこれは今年から定番化された新商品ですね。一部の自然派界隈でけっこうな人気を泊している寺田本家。
そんな寺田本家の新商品、どんな味わいか楽しみですね。
では、さっそくいただきましょう。
グラスを回すと穀物っぽさを伴う甘爽やかさ。口に含むとトロリとした口当たりから柔和かつ滑らかに膨らむ甘旨味。余韻はスッキリとした中に複雑味伴う苦酸味でやや長めにキレていきます。いやぁ魅力的な一本ですね。全体的にはスッとバランスよくクリアーな甘旨味が広がり甘味がひゅっと膨らんできたところで、スッと複雑味を伴う苦酸味の余韻がやや長めに続いていく様相。端的に言うならクリアーな貴醸酒のような感じですかね。
昨日は土用の丑の日ということで鰻の蒲焼きといただきました。
おぉう！こりゃ旨いっすねぇ～！鰻の蒲焼きの濃醇な旨味に良く合いますね～！何だろ？この食べ応えと飲み応え感？鰻のタレの甘味も相まってか、抜群にいい相性ですね🎶この余韻の複雑味ある苦酸味もまた憎らしい演出具合ですね(笑)
2日目になると香りは穏やかに極うっすらとカラメルチックな爽やかさ。口に含むとトロリとした飲み口からまろやかかつ艶やかに膨らむ甘旨味。余韻はスッキリとした苦辛酸味に複雑味を交えつつキレていきます。うーん！魅力的ですね。甘味が強くも余韻の複雑味がより味わいの深みを増してくれますね！
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寺田本家 香取 生原酒90
精米歩合 : 90%
米(国産)、米麹(国産米)
アルコール分 : 21%
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以前、地方の日本酒barの店主が『「寺田」「仁井田」「土田」の酒は魅力的な３蔵だ』と話していたことがありました。もちろんこの３蔵に共通するのは低精白での自然酒造り。今回頂いた香取の生原酒90は日本酒の純米酒ではずば抜けているハイアルコールな21%。しかしそのハイアルコールさを感じさせない飲み心地と味わい。確かに味わいは濃醇な為、この時期らしくオンザロックな飲み方でも良さそうですね。いやぁ、やはり最後まで飲んでいるとこの味わいは「シンツチダ」や「にいだしぜんしゅ」と飲み比べたくなっちゃいますねぇ。
どうもごちそうさまでした。