佐賀県 鍋島 Summer Moon 吟醸 ~夏の夜の魅力的食中酒~

みなさまこんばんは。週末の日曜日いかがお過ごしでしょうか。私の住む地域では朝から雨が降り続いていましたが、午後から夕方頃になると雨も止んできました。気がつくと今月も、もうすぐに終わりになってしましますね。

2020年上半期も終わりかけている6月最後の日曜日に頂いている一本はこちら

佐賀県 「鍋島 Summer Moon 吟醸」です。こちらはときどき行く酒屋さんで購入してきました。鍋島はつい先月にも頂きましたね。今月はSummer Moon 吟醸。まだ飲んだ事が無かったのですが、タイミング良く購入できました。ラベルはSummer Moonらしく夏の夜空を描いているようですね。(夏の夜空といえば、今年風の森はどうなったんでしょうかね?発売されるのかな?)鍋島は前回の裏鍋島が美味しかったので、今回の夏酒も楽しみです。

では、さっそくいただきましょう。

香りは爽やかな青リンゴのような吟醸香。口に含むと柔らかで滑らかな口当たりからプチプチとした微弱な酸味から口の中にスッキリスルリと広がる程よい甘味と旨味。余韻にややドライな苦酸味で舌にピリリと感じさせて、スッキリとキレていきます。少し飲み進めると香りに甘さも出てきて桃のようなニュアンスも混じり爽やかさがよりスウィーティーに感じられます。酸味はやや穏やかになりトロッとしたややボディ感のある甘旨味が顔を出し、程よい飲み心地やより滑らかさが増してきます。余韻の含み香りに青リンゴっぽさを感じさせ、ここでも爽やかさを演出します。

せっかくの週末なので、中トロ、赤身、ヒラメ、真鯛などと頂きます。

新鮮なお刺身はどれを食べても旨いですね。この中では中盤以降、赤身や真鯛やヒラメよりも赤身中トロなんかの方が食べ合わせが良いいかな。

2日目になると香りは青リンゴ、青いバナナ、早熟メロンのよう。口に含むとトロスッキリとした飲み口からスッキリじんわりと広がる甘旨味。含み香りに青リンゴのような爽やかさを感じさせ、余韻はややドライにアルコール感を若干感じさせ、軽い苦酸味で程よくスッキリキレていきます。

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佐賀県 鍋島  吟醸 Summer Moon

原材料名 : 米(国産)米麹(国産米)醸造アルコール

アルコール分 : 15度

使用米 : 山田錦100%

精米歩合 : 50%

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この時期らしいスッキリとした夏酒ですね。吟醸酒だけあって余韻のアルコール感のあるドライさがやや気になりましたが、このドライさが食中酒として魅力を引き出しているようにも感じられますね。全体的にバランスの優れた食中酒だと思うので、もしこの時期どこかの居酒屋さんや呑み屋さんでこれがあったらきっとこれを選ぶと思います。価格も4合瓶で\1550円程度なので、家飲みでも、外のみでも十分な食中酒かと思います。

どうもごちそうさまでした。