福島県 写楽(冩樂) 純米吟醸 夏吟 うすにごり
皆様どうもこんばんは。本日も日中暑かったですね。週末の金曜日いかがお過ごしだったでしょうか。私は仕事に私事に大忙しの一日でした。
さて、今夜の一献は「写楽 純米吟醸 夏吟 うすにごり」 です。
この写楽という日本酒は福島県の会津若松市にある「宮泉銘醸」が醸すお酒です。
ここ数年人気のある日本酒で、日本酒に力を入れている居酒屋などではよく見かけるお酒かと思います。
では、さっそく頂きましょう。
上立ち香りは仄かに甘い香りがします。甘い中にも酸を伴う香りです。
口に含むととろりとした甘さと酸味を感じ、まるでシャインマスカットを頬張ったかのような味わいで大きな甘旨みが口の中に膨らみ、酸味と共にドライな後味がキレ良く、さっぱりと口の中から消えていきます。
甘旨みと酸味、そしてドライなキレの良さがバランス良いですね。人気があるのも頷けます。
飲み進めていく内に次第にグラスの中がうすにごりになってきました。
飲み始めよりも少し酸味が出てきて、また後味に少々苦みも感じられるようになりました。しかしそれでもまだ、甘みや旨み酸味などを消すことなくバランスの良さを保っています。
もしこのお酒に何か食べ合わせをするのならば、例えばからすみや、奈良漬け、マグロの角煮などは合うかもしれないかな、と思いました。
ここ数年福島県の日本酒は人気も酒質も非常に高く、今年の全国新酒鑑評会では受賞銘柄数日本一の連続年数を史上初の６年連続としました。(もちろんこの宮泉銘醸も受賞しました)
昨年福島市にある酒屋を訪れた際に、そこの酒屋の店員さんから
「福島の日本酒は日本一旨ぇんだぁ」
と言われた言葉が今でも心に残っております。
私はまだこの宮泉銘醸には訪れたことがないので、いつか時間を作って訪ねることができればいいな、と思っています。
そして是非これからも美味しいお酒を造り続けてもらいたいと思います。
スペック
日本酒 冩樂 純米吟醸 夏吟 うすにごり 一回火入れ
アルコール分 16度
原材料名 米(国産)米麹(国産米)
原料米 麹米:山田錦21% 掛米:夢の香78%
精米歩合 50%
製造年月 平成30年５月