埼玉県 花陽浴 純米吟醸 備前雄町 01BY ~スッキリ魅惑の花陽浴~
みなさまこんばんは。週末の金曜日いかがお過ごしでしょか。昨日39県で緊急事態宣言が解除されましたね。私の住む地域は未だ解除されていないのですが、なんとか今月中に解除されることを願うばかりです。
さて、本日の一本はこちら
埼玉県 南陽醸造 「花陽浴 純米吟醸 備前雄町 無濾過生原酒 」です。
こちらは時々行く酒屋さんで購入してきました。花陽浴の純米吟醸 備前雄町は、昨年も飲んでいますね。純吟雄町はけっこうスッキリしている印象でしたが、今年はどうでしょうかね。これは今年の3月にリリースされた一本です。昨年同様、桜の時期らしい鮮やかなピンク文様のラベルがキューティーでいて華やかですね。
では、さっそくいただきましょう。
香りは華やかなパインや白桃。口に含むとトロスッキリとした飲み口からトロッとした甘旨味がじんわりと広がります。抜け香爽やかに、余韻は若干の苦酸味でややべた付きを残しつつスッキリとフェードアウト。相変わらずの甘旨ですね。余韻のべた付きが若干きになるものの、このトロピカルさは花陽浴ならでは。ほんの少しだけ粉っぽさもあるかな。
2~3杯ほどのみ進めるとけっこう甘味が強めに主張してきますね。余韻もやや辛さが感じられるような具合。スッキリさと甘味が絶妙に入り交じりますね。温度が上がるとやはり甘味が前面に出てきますね。
2日目になると、香りはややスパイシーなパイン。はちみつレモンのよう。口に含むとトロリとした飲み口からじんわりと広がる白砂糖と蜂蜜をミックスしたような甘旨味。抜け香にピーチのような爽やかさ。余韻はやや粉っぽく苦辛さが弱めにじんわりと続きます。昨日よりも穏やかになってきた感じ。去年は最後の方になると、滓がけっこう混じってきたのですが、今年はあまりなかったですね。滓があまりなかったせいか、最後は穏やかにスッキリとした味わいでした。(個人的にはあの滓の甘旨味が楽しみだったんですけどね)
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埼玉県 南陽醸造 花陽浴 純米吟醸 無濾過生原酒 備前雄町
アルコール分:16度
原材料名:米(国産)米こうじ(国産米)
精米歩合:55%
備前雄町 100%使用
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今年の花陽浴の純吟山田と雄町では、昨年は山田の方が好みだったんですが、今年は雄町の方が好みでしたね。私の好みが変わっただけかもしれませんが、今年の山田錦の荒々しい味わいよりか、雄町のスッキリとまとまった味わいの方が良かったですね。この備前雄町には「ガツン!」とくるインパクトや「シュワッ旨!」といったジューシー感はなく、デザート酒のように甘くやや爽やかにスッキリととろけるような味わいを感じさせてくれました。
どうもごちそうさまでした。
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