埼玉県 南陽醸造 花陽浴 純米大吟醸 八反錦 瓶囲 無濾過原酒 ～濃厚すぎる甘旨酒～
みなさん、こんばんは。三連休いかがお過ごしだったでしょうか。比較的天気も大きく崩れることがなかったので、旅行や外出された方も多かったのではないでしょうか。
さて、本日は中秋の名月。みなさまの地域では綺麗なお月様が見えてますでしょうか。幸い私の住む地域では綺麗なお月様を拝むことができました。
そんな中秋の名月に頂く一本がこちら。
埼玉県 南陽醸造 「花陽浴 純米大吟醸 八反錦 瓶囲 無濾過原酒 瓶燗火入」です。
このブログでは「花陽浴 さけ武蔵」をレビューしまてしたね。花陽浴 さけ武蔵は無濾過の生酒でしたが、今回の花陽浴 八反錦は瓶火入れです。
酒米の八反錦を使った日本酒は普段あまり飲まないので楽しみです。
ではいただきましょう。
グラスを回すと濃厚なパインの香りがします。口に含むととろりとした飲み口から、濃厚な甘旨味が広がります。一杯目に飲んだ時は、甘味よりも苦みを強く感じたのですが、二杯目以降は、甘旨味が全面に出てきます。火入れだけあって生酒よりも落ち着いた味わいですかね。個人的には少々甘旨味が濃厚に感じるので、氷を入れオンザロックでいただくほうがいいのかな、とも思いました。後味はスッキリしつつも若干の苦みを余韻として感じさせます。
この「花陽浴 八反錦」を何と食べ合わせるか考えたところ、食後にウォッシュ系のチーズやレーズンなどのドライフルーツが思い浮かびました。
埼玉県羽生市 南陽醸造 「花陽浴 純米大吟醸 八反錦 瓶囲 無濾過原酒 瓶燗火入」
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アルコール分 16度
原材料名 米（国産） 米こうじ（国産米）
精米歩合 48%
酒米 八反錦 100%使用
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初めて花陽浴 八反錦 火入をいただいたのですが、かなり濃厚な甘旨味と苦味が複雑に表出してきますね。これはもはや貴醸酒のような部類かと思わせる濃厚さです。甘くて旨いのは確かなのですが、味わい的にはもう少し控えめな方が好みですかね。冷静に飲み味わうとこのようなコメントになってしまうのですが、初めて日本酒を飲まれる方や、甘口の日本酒がめちゃくちゃ好き！という方には、やはりもってこいの「花陽浴」かと思います。