埼玉県南陽醸造花陽浴純米大吟醸八反錦瓶囲無濾過生原酒～フレッシュな奥行きと複雑味～

2019年1月20日

みなさまこんばんは。週末の日曜日いかがお過ごしだったでしょうか。私は昨晩近所のお店でワイン会があり、久々に美味しいワインを堪能してきました。美味しいワインが飲み放題だったので、ついつい飲みすぎてしまい、今日は午前中部屋でゆっくりと過ごしていました。飲み放題だからといって、やはり飲みすぎは良くないですね。

さて、そんな美味しいワインをたらふく飲んだ翌日の一本がこちら

埼玉県南陽醸造花陽浴純米大吟醸八反錦です。

これは比較的近くの酒屋さんで購入してきました。花陽浴はなかなか人気があるので、タイミングがよくないと買えないのですが、たまたまお店にあったラスト１本に巡り会えました。

前回は美山錦の純米吟醸で今回は八反錦純米大吟醸の生酒です。昨年9月にこれと同様の火入れを飲み投稿していましたね。

昨年の八反錦火入れの印象はとても甘旨味が強い感じがしたのですが、今回は生酒、果たしてどのような味わいでしょうか。

さっそくいただきましょう。

グラスに注ぐと、比較的強めの甘い白桃やパイナップルを思わせる高いの香りがします。口に含むとややとろりとした飲み口からフレッシュ感を伴った大きな甘旨味。余韻に若干の苦み。２日目以降は苦みや酸味、複雑味が全面に出てきます。

うーん、面白いですね。思わず「これが八反錦か！」と勝手に納得してしまいました。

甘旨味はベースに感じられるのですけど、その上に感じられる苦みや酸味を伴う複雑味。感じる人にとったら、もっと甘旨味が全面に出ている方が好みの方もいるかもしれません。しかし私はこの生酒らしいフレッシュ感と奥行きあるコクや複雑味が杯を進ませてくれます。後半になるとより、フレッシュ感が増してよりスッキリとした味わいも感じられます。個人的には昨年の火入れよりもこちらの方が好みですね。前回の美山錦の時もそう感じたのですが、やはり花陽浴は火入れよりも生酒の方が美味しいのですかね？BYにもよるかと思いますが、今後もゆっくりと味わっていきたいと思います。