福島県 冩楽 夏吟うすにごり 令和1BY ~うすにごりならぬトロにごり~
みなさまこんばんは。週末の金曜日いかがお過ごしでしょうか。あれよあれよと5月もあっという間に終わりそうですね。そして梅雨を前にして夏に向けたような暑さがじわじわと感じられるようになってきましたね。
そんな梅雨前に暑さを感じる日にいただく一本がこちら。
福島県 「冩楽 夏吟うすにごり 令和一酒造年度」です。こちらは昨年も頂いている一本ですね。これは気が向いたら行く酒屋さんで購入してきました。この時期になると夏酒の定点観測的な一本となりつつありますね。なんとなく昨年の記事を見返すと
来年は令和元酒造年度との記載になるのでしょうかね。
と記載したのですが、残念ながら今年の記載は「令和一酒造年度」でした。うーん、残念!
まぁラベルの予測は外れても、味わいの期待は今年も外したくない一本!
では、さっそくいただきましょう。
香りは穏やかなお米の香り。若干バナナっぽさも。口に含むとややトロリとした飲み口からじんわりとやや甘旨が大きく広がり程よく酸味が利きつつ、スッキリとした苦酸味でややドライにサラリと〆ていきます。冩楽らしい甘旨味に少しドライな苦酸味で爽やかにまとめいている感じです。やや滓が絡んでくると、よりしっかりと爽やかに酸味もいきいきとしドライさも薄れグイグイと飲ませてくれますね。
2日目になるとピーチやバナナ、パインなどが混じり合ったトロピカルなフレーバーに。口に含むと爽やかながら滓も混じってか濃醇な甘旨味に。まさに完熟したバナナやメロン頬張っているかのよう。スッキリ爽やか濃醇甘旨余韻にピリッと苦辛さ。
もしこの日本酒に何か食べ合わせるかとしたら、食中ならトロやカツオ、赤サバ、食後に頂くなら完熟パインや白桃なんかも面白いかも。
最後の方になると、まさにうすにごりの本領発揮。
余韻にやや苦酸味が出てくるも、スッキリとしたオトナのフルーツカルピスのよう。まるでお米のジュースを味わっているかのようで、グビグビとあっという間に飲めてしまいます。
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福島県 宮泉銘醸 冩楽 夏吟うすにごり 令和1BY
原材料名 米(国産)米麹(国産米)
原料米 麹米:山田錦(21%)掛米:夢の香(78%)
精米歩合 50%
アルコール分 16度
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今年も冩楽の夏吟うすにごり楽しませていただきました。とろけるような「うすにごり」ならぬ「トロにごり」やはり今年も最後まで楽しませてくれました。
どうもごちそうさまでした。
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