青森県 豊盃 純米大吟醸 生酒 レインボーラベル ~お上品な一本は2日目に輝く~

みなさまこんばんは。今年も残すところあと、11日となりましたがいかがお過ごしでしょうか。年末に向け仕事や日常に追われている方も多いのではないでしょうか。

さて、本日の一本はこちら

青森県 「豊盃 純米大吟醸 生酒 レインボーラベル」です。

これは近所の酒屋さんで購入してきました。昨年は購入しようか悩んだ一本なのですが、今年はタイミングとノリで購入。やはり4合瓶で\3000円は易々と手が出せないことと、豊盃はこの時期、「純大 山田錦生酒」「純米しぼりたて生酒」「純米吟醸豊盃米生55」「純米 ん」そして「純米大吟醸生レインボー」といくつもの新酒を投入してきます。「純米しぼりたて生酒」は昨年も今年も頂いたのですが、このレインボーは初ですね。

では、さっそくいただきましょう。

グラスを回すとバニラのようなシルキーな香り。口に含むとスッキリとした飲み口から、微弱な酸味をベースとした程よい甘旨味と上品なコク。余韻に微弱な苦味を柔らかく、やや短めに感じさせつつスッキリと〆ます。

いやーお上品な味わいですね。さすが精米歩合39%だけあってスッキリとキレイに磨かれている感じです。程よく飲み進めやや温度があがってくると、豊盃米らしい青リンゴのような爽やかな香りも。乳酸チックなコク、旨味、優しい酸味がスッキリとまとまっている感じでスイスイとイケます。

2日目になるとやや薄いマスカットのような仄かに爽やかな香りに口に含むとややトロリとした飲み口から瑞々しい豊盃米の旨味が口の中いっぱいに広がります。余韻の苦辛さがワンポイントよいキレを出します。いやーまさにエメラルドもといレインボーのような瑞々しく輝きを放つ味わい。

もしこの日本酒に何か食べ合わせるとしたら、時期的にも年始のお重と共に頂くのがよいのではないでしょうか。

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「豊盃 純米大吟醸 生酒 レインボーラベル」

原材料名 米(国産)米麹(国産米)

精米歩合 39%

アルコール分 15度

豊盃米100%使用

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豊盃レインボー、飲み始めはけっこうスッキリしていた印象ですが、飲み進めると程よく甘旨味も膨らみスマートかつ芳醇な味わいに変わっていきますね。2日目になるとより旨味がまろやかに増してきて、個人的には2日目の方がより美味しくいただけました。

付属の保冷バック

前記した通り、豊盃はこの11月半ば頃から様々な新酒をリリースしてきます。どれをチョイスするかなんて、簡単には選べないかもしれませんが、この「純大生」は個人的に飲む分には無理して買わなくても良いかなという感想です。しかしこの豊盃を購入すると保冷バックがつくので、年末のイベント用やギフトとして、または年始のお祝いに用いるものはよいかもしれません。

どうもごちそうさまでした。