三重県 2020 作 ひやおろし ~5年ぶりのリリース~

2020年9月17日

みなさまこんばんは。週の真ん中水曜日いかがお過ごしでしょうか。本日は9月9日、「温泉の日」ですね。今はまだ残暑厳しく温泉に入る気になりませんが、寒くなってきたら源泉掛け流しの心地よい温泉にでもつかりたいです。(たまに山梨の方に行って時間があると、昭和町にあるフカサワ温泉でひとっ風呂することもあるのですがね)

さて、本日の一本はこちら

三重県 「清水清三郎商店 2020 作 ひやおろし」です。

こちらは時々行く酒屋さんで購入してきました。このブログで作を頂くのは今年の3月ぶりですね。ここ数年見たことのない作のひやおろし。お店の店頭にはラベルだけあって、私が言った際には売り切れてしまったのか陳列されていなかったのですが、店員さんに声をかけると、ありがたいことにまだ残っていたこの作のひやおろしを出してくれました。人気の程が覗えますね。

ここ5年くらいリリースされていなかった作のひやおろし。ラベルはなんとなく戦闘機チックで、(やはりガン〇ムを意識している?)のでしょうか。

そんな独特なラベルの作 ひやおろし。ではさっそくいただきましょう。

グラスを回すと、スッと香るメロンやパインのような爽やかな果実香。口に含むとややトロリとした飲み口からジワッと広がる甘旨味。余韻にやや誇張するような苦辛さ。少し余韻の苦辛さが印象的。純米原酒だけあって意外にボディもあるかな。2杯目になると爽やかな酸味が顔を出してきました。酸味と程よいボディ感が相まって余韻の苦辛味も和らぎ味わいがまとまってきた感じです。

2日目にると、仄かにメロンのような香り。口に含むとややトロリとした飲み口からスッキリまろやかに広がる甘旨味。余韻にやや短めの苦酸味でキレていきます。穏まろやかでやかな味わいの中にもしっかりとした旨味とスッキリとした余韻。

もしこの日本酒と何か食べ合わせるならば、お刺身のイカやタコ、赤貝やアオヤギなどの貝類なんかと食べ合わせたいかな。(何となくQ〇Bのプロセスチーズを食べているのですが、それも悪くはないですね)

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2020 作 ひやおろし

原材料名 : 米(国産)米麹(国産米)

精米歩合 : 60%

アルコール分 : 15度

杜氏 : 内山智宏

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ここ数年リリースされていなかった作のひやおろし、個人的にはなぜこのタイミングでリリースしてきたのかな?とも思いました(しかも4合瓶オンリーで)しかしそれも、やはり言うまでもなく昨今のこのご時世の影響でしょうかね。先日頂いた磯自慢の純米吟醸の4合瓶や飛露喜ブラックラベルの4合瓶(こちらはまだ飲んでいませんが)などのリリースをみると、やはりこの時代の様相を反映しているのではないかと思ったりもしました。

どうもごちそうさまでした。