秋田県 新政 天蛙 2020 ~シュワッシュワの甘旨蛙~

みなさまこんばんは。週末の土曜日いかがお過ごしでしょうか。私の住む地域では台風16号が過ぎ去り快晴の青空が広がっていました。久々にお山にでも行きたい感じですが、今日はお仕事&すべきことで一日が終わりました。

さて、そんな心地の良い秋晴れの週末土曜日に頂いている一本はこちら

新政 純米酒 天蛙 2020 です。こちらはそこそこ行く酒屋さんで購入してきました。新政の天蛙は3年ぶりですかね。まぁ、とにもかくにも人気の新政。そんな新政の中でも特に人気がある天蛙。今年の天蛙はファーストロッドはアングリーバージョンとしてかなり凶暴だったようですね。

私が頂くのは3rdロッド。3年前は開栓に20分ほどかかりましたが、2020年の天蛙はいかがでしょうか。裏ラベルには

「自信がある方でも、じゅうぶん万全を期して開封していただきたいと思います。」

とあります。なのでとりあえず開栓前に冷凍庫で30分ほど冷やしてからの開栓です。

キャップを回し中身の様子を見つつも開けていくと吹きこぼれることなく、無事数分で開栓。想像以上に穏やかでしたね。

では、そんな穏やかな天蛙2020 3rdロッド、さっそくいただきましょう。

香りは爽やかな若草や甘深さのある柑橘っぽさ。口に含むとトロシュワッとした爽快な飲み口から弾ける酸味に爽やかに広がる甘旨味。余韻はスッと爽やかにやや軽快なビターさを伴いキレていきます。いやー相変わらずガス感強めですね。シュワシュワとしたまるで強炭酸のようなガス感に、包まれたしっかりと誇張する甘旨味。余韻はどことなく複雑味を感じさせるも嫌み無く奥行きをも感じさせ、表面的な爽快さの裏に潜む奥深さも感じられたりもします。半分くらい飲み進めていき少し温度が上がると甘旨味も増してきて強めの酸味と相まってより軽快さの伴うジューシーさで、グイグイと飲ませてくれます。

2日目になると初日と変わらないようなシュワシュワとした発泡感。香りは爽やかな柑橘っぽさ。口に含むとシュワシュワとした強めな酸味にスッキリと爽やかな甘旨味。余韻は爽快にシュワッとした酸味で爽やかにキレていきます。2日目もシュワッシュワですね。この強めなガス感の酸味はやはり天蛙ですね。こんなシュワシュワで旨味と爽やかさのバランスを感じさせる味わいはさすがですね。

 

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新政 純米酒 天蛙 2020

特殊製法 : 低酒精発泡純米酒

アルコール分 : 8度

原材料名 : 米(秋田県産)、米麹(秋田県産米)

精米歩合 : 麹米55%、掛米60%

原料米名 : 秋田酒こまち100%

原料米名 : 秋田酒こまち100%使用(2020年収穫秋田県産)

使用酵母 : きょうかい6号

発酵容器 : 温度抑制タンク

醸造年度 : 令和2酒造年度(2020-2021)

杜氏名 : 植松誠人

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まぁやはり天蛙ですね。この強めなガス感の発泡感と甘旨味のバランスは他ではなかなか味わえないものかと。幸運にも購入できた天蛙ですが、今年は「NO.6 」「天蛙」共に10th Anniversary なのですね。年を重ねるごとに購入が難しくなる「天蛙」ですが一度は楽しみたい味わいですね。

どうもごちそうさまでした。