長野県 白馬錦「le lac」 純米吟醸 ひとごこち 生酒 ~白馬錦のニューブランド~
みなさまこんばんは。週末の日曜日いかがお過ごしでしょうか。いや、この週末は暑かったですね。私は梅雨入り前の週末思い立って信州は長野へ。
さすが信州長野。良い景色と気持ち良い空気に美味しいお蕎麦。短い休みを堪能してきました。(この3つの写真の場所が瞬時に分かる人は地元民かけっこうな拘りがある人かと…てゆーかそもそもこのブログにリーチしてないか)
さて、本日の一本はこちら
白馬錦「le lac」純米吟醸 ひとごこち 無濾過原酒 生酒です。こちらは信州大町にある酒屋さんで購入させていただきました。ちょこちょこと色々な酒屋さんに行ってるつもりなのですがやはり、普段行かない地域の酒屋さんに行くと新たな出会いがありますね。これも旅の一つの楽しみです。この白馬錦「le lac」は今年の3月に白馬錦の松浦杜氏が新たにスタートさせたニューブランドでこの「le lac」のラベルは木崎湖、中綱湖、青木湖の仁科三湖を表してるそうな。
蔵元HPには
北アルプスを源とし、大町に連珠状に連なる
木崎湖、中綱湖、青木湖の仁科三湖。
保水力に優れ、豊富な緑に覆われた大町市の大地に
降りそそいた雨はゆっくりと時間をかけて地中に浸み込んでいきます。
それはまるで天然のフィルターのように雨水を濾過し、
美味しい地下水を作り出す「自然の水工場」。
わたしたちはそんな自然の恵みに敬意と誇りを込めて、
フランス語で湖をあらわす「le lac」と名付けました。
そしてこの白馬錦の蔵元のHPにはブログがあり、そこの「le lac」の記事にはけっこう面白いことが書いてあり、
手っ取り早く言えば、「好事家に向けて醸された日本酒」であり、(株)薄井商店的には「観光/お土産用途ではなく、コダワリの逸品」といったセグメントに向けてリリースされる限定酒であると言える。
とのことです。(詳しい内容はリンク先で)
好事家向けに醸された日本酒!? まぁこりゃ飲まざるを得ませんね。
では、さっそくいただきましょう。
グラスを回すと爽やかな麹や蒸したお米の香り。うっすらとパインのような爽やかさも。口に含むとややトロリとした飲み口から柔らかな甘旨酸味。余韻はスッキリとした苦酸味で程よくキレていきます。お~こりゃいいすね。甘味の広がり膨らみ具合にフレッシュで爽やかな酸味。余韻のキレもスッと爽やかさと苦味をバランス良く感じさせます。2~3杯飲み進めていくと、香りはやや軽快な洋梨のよう。うーん滑らか。ソフトなタッチにややふくよかさのある甘旨味に繊細で微弱な酸味。甘旨味を全面に出しつつ繊細な酸味が下支えするような感じ。余韻はしっかりと苦味を感じさせつつも爽やかな酸味と共に軽快さも感じさせます。含み香はややピーチっぽさも。
2日目になると香りはバナナやライチ、ラフランスのよう。口に含むと柔らかく若々しい甘旨味。余韻はスッキリとした苦味で程よくキレていきます。うーん、ソフトですね~。優しく柔らかく若々しい。微弱に感じさせる酸味が爽やかさを感じさせます。2日目でも甘味がダレずにシュッと纏まってきた感じ。
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白馬錦 le lac 純米吟醸 無濾過原酒 生酒 ひとごこち
原材料名 : 米(国産)米こうじ(国産米)
原料米 : ひとごこち 100%使用
精米歩合 : 55%
アルコール分 : 15度
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初めて頂きました白馬錦「le lac」。いやぁ寄せてきてますね。まさに最近のトレンドにあるような味わい。程よく酸味が抑えられつつも絶妙にコントロールされているかのようでガス感や強い酸味が出ないように優しく柔らかな甘旨味で纏めてきている感じ。まるで、ちょっと加水してるかのような軽やかさ。個人的にはちょっと酸味が弱く旨味もそこまで膨らまず、ちょっと物足りなさを感じさせるかな。機会があれば他の酒米も試してみたいですね。
どうもごちそうさまでした。
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