広島県 鳳の舞 純米吟醸 こいおまち ~華鳩 NEWブランド~

みなさまこんばんは。8月9日、長崎原爆の日いかがお過ごしでしょうか。明日からお盆休みに入る方もちらほらいるかと思います。今年はあさって11日の山の日が下り線の渋滞が予想されているそうです。

さて、そんなお盆前に頂いている一本がこちら

広島県 「鳳の舞 AGEHA no MAI 純米吟醸 こいおまち」です。こちらは貴醸酒の「華鳩」で有名な「榎酒造」が新たに立ち上げたブランドです。華鳩自体まだ飲んだことはないのですが、今年この鳳の舞の生酒を外飲みで飲ませて頂き、けっこう良い印象だったので今回は火入れですが購入してみました。

では、さっそくいただきましょう。

グラスを回すと爽やかなミンティー、ハーブっぽさ。口に含むと、トロスッキリとした飲み口から若干硬さを感じさせる甘旨味。余韻はスッキリとした苦味でやや長めにキレていきます。花冷え開けたて一杯目。硬さと、味わいがちょっとぼやけている感じかなぁ。良く言えばコソッと甘旨味が余韻に掛けて膨らんでいきスッキリとまとまていってる感じ。2~3杯程飲み進めていくと、香りはビタースウィート。焦し柑橘っぽさがうっすらと。口に含むとややトロリとした飲み口からクリアーにやや硬質さの残る甘旨味。余韻はスッキリとした苦酸味で程よくキレていきます。含み香に葡萄やレモンのような爽やかさも。

石川県産のスルメイカのお刺身と頂いていますが、悪くはない感じですね。イカ単体よりもシーフードパスタなんかと合わせたいかな。

*****************************************************

「鳳の舞 AGEHA no MAI 純米吟醸 こいおまち」

原材料名 : 米(国産)、米こうじ(国産米)

アルコール分 15度

精米歩合 55%

*****************************************************

『こいおまち』は広島県で改良された、倒れにくく早熟の『雄町』系の酒造好適米です。島の水と広島県産の新しい酵母『広島令和1号』で醸した、広島県産100%のお酒です。深い味わいと軽快で切れが良い一本です。ごゆっくりお楽しみ下さい。

鳳の舞、ちょっといいですね。飲み始めはイマイチな感じでしたが、飲み進めていくと、硬さも程よく取れ甘深さのある飲み心地の良さとクリアーさと切れの良さを感じさせられるようになります。インパクトは薄いですが、価格は1500円以下と手にしやすい価格で普段飲みの一本としてありかもしれませんね。

どうもごちそうさまでした。