福井県 黒龍 吟十八号 ~変化を楽しめる安定食中酒~
みなさまこんばんは。ついに明日で平成も終わりですね。元号が変わったからといって大きく生活がかわるわけではないのですが、時代の節目に立ち会えるのはやはり感慨深いですね。
そんな平成最後にお伝えする一本がこちら
福井県 黒龍酒造 吟十八号 生貯蔵酒です。
こちらはたまに行く酒屋さんで購入してきました。
黒龍酒造のホームページによると
その年十八番目の醪が搾られる頃、酒蔵は最盛期を迎えます。軽やかで爽やかな香味の吟醸酒を生貯蔵し、「吟十八号」と名付けました。
とあります。
黒龍は今年2本目ですね。前回飲んだ黒龍 純吟 垂れ口と今回の吟十八号は黒龍酒造の季節限定ものです。黒龍の季節限定酒はお手頃価格なのでついつい手が出てしまいます。
では、さっそくいただきましょう。
グラスを回すと極薄いメロンやバナナのような香り。口に含むとややトロリとした飲み口からスッキリとした甘旨みが優しく広がります。余韻にくっきりとした苦みがコクを感じさせ、舌にピリッと感じさせる辛口な印象を持たせます。
いやー面白い味わいですね。スッキリとした甘旨みから辛口な余韻に変化させる味わいは飲んでいて飽きさせませんね。前回飲んだ黒龍 純吟 垂れ口よりもスッキリとした印象。
もしこの日本酒に何か食べ合わせるか考えたところ、脂の乗ったトロやカツオのお刺身などと合わせたくなりました。
ちなみに黒龍のホームページには相性の良い料理としてフランス料理ではマコモダケのフリットや、キッシュ。イタリア料理では、スカンピ(赤座エビ)のグリルとあります。
この中だとキッシュくらいしか食べたことはないのですが、キッシュにこの日本酒かぁ。うーん、たぶん美味しく頂けるんだろうけど、キッシュだったらブルゴーニュのピノ・ノワールあたりかアルザスのピノ・グリあたりをチョイスしそう。(というかキッシュ×吟十八号を提供しているお店はかなり限定されそう)
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黒龍酒造 「黒龍 吟十八号 生貯蔵酒」
原材料名 米(国産)米麹(国産米)醸造アルコール
使用米 福井県産五百万石100%
精米歩合 55%
アルコール分15%
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黒龍は本当安定した旨い食中酒ですね。「作Z」もそうなのですが、このクラスの日本酒が4合瓶1400円以下で購入できてしまうと、無理して高い日本酒を飲む必要がないんじゃないかな、とも思ったりもします。しかし日本酒に対する探究心が途切れるまではいろいろな日本酒を今後も楽しみたいと思います。
どうもごちそうさまでした。
追伸
(ちなみに今回のブログでは本当は黒龍ではなく、長崎県の「よこやま」をあげるつもりだったのですが、ブログを書くタイミングを逃してしまい、残念ながらブログにあげることができませんでした、すみません)
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