青森県 田酒 純米吟醸 山廃 ～まるで綿飴のような甘さ～
みなさま、こんばんは。関東地方は昨日はとても良い秋晴れが広がっていましたが、本日は朝から終日雨降りの土曜日でしたね。今後台風24号が列島を横断するようで被害が出ないか心配ですね。
さて、今夜の一献はこれです。
青森県 西田酒造「田酒 純米吟醸 山廃」です。
もうこのブログでお馴染みの田酒です。西田酒造のお酒は前回は外ヶ濱のマイクロバブルでした。今回も季節限定のお酒です。
田酒の山廃といえば「特別純米」の山廃が有名で、冬場になると発売され、お燗にして飲むと鍋料理などによく合うと言われています。
今回はこの時期限定の「純米吟醸 山廃」です。
では、さっそくいただきましょう。
グラスを回すと、軽やかに香る甘いバナナのような香り。口に含むと大きな甘旨みが口の中に広がりピリッとした酸味とやや余韻に残る苦みがよい切れ味を出しています。まるで綿飴ののような、優しい甘さが広がります。
いやー旨いですね。少し大きな甘さと弱い酸味と程よいコクとキレの良い苦みのバランスが素晴らしいですね。もしこれに何か食べ合わせるか考えたところ、少し脂ののったトロやカンパチなどの刺身料理と合わせたいかな、と思いました。
最後の方になると甘味の塊がとても大きく押し寄せ来ます。これは前回のブログの白壁屋九代目とはまた違った繊細で滑らかな甘味があります。
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青森県 西田酒造 田酒 純米吟醸 山廃
アルコール分 16度
原材料名 米（国産）米麹（国産米）
精米歩合 50%
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先日ある方と飲んでいたら、「日本酒にはわさび醤油に合う日本酒がいい」とおっしゃった方がいました。様々な日本酒があり、様々な料理があり、一人一人嗜好は違うけれども「美味しい」と、感じさせる酒と料理の組み合わせは「旨い肴と旨い酒」として舌鼓を打ち、大人にとって魅惑的で甘美な嗜みの一つでなのではないでしょうか。