埼玉県 狼炎 純米60 生酒 PERFUME DRY ~まるで花陽浴!?を思わせる多要素感~
みなさまこんばんは。5月も終わりに近づく木曜日いかがお過ごしでしょうか。私の住む地域ではぼちぼち綺麗な紫陽花が咲き始めてきていますね。
今年の関東甲信地方の梅雨入りは6月中旬頃で平年よりやや遅い傾向だそうですね。
さて、そんな5月も終わり間近に頂いている本日の一本はこちら
狼炎 PERFUME DRY 生酒 です。こちらは秩父市にある矢尾本店が醸す新商品です。時々行く酒屋さんで見慣れない商品だったので購入してみました。こちらの矢尾本店さんは2023年から木村直之杜氏に変わり新ブランドの「狼炎」の展開を始めたようです。初めて頂く狼炎、どんな味わいか楽しみですね!
ではさっそくいただきましょう。
グラスを回すとスッと爽やかな蜜のよう。口に含むとややトロリとした飲み口から柔らかくクリアーな甘旨酸味。余韻はスッキリとした苦酸味で程よくやや長めにキレていきます。あっはっは(笑)こりゃまるでジェネリック花陽浴みたいっすね~。いやいや香りを嗅いだ瞬間からあれ?っと思ったのですが、まさかこんな味わいとは。ラベルのイメージとは180度変わりましたわ。ややライトな印象を持たせるも生酒らしい旨味に爽やかな酸味。半分くらい飲み進めると滓がらみらしい旨味と酸味が合いまったジューシーさ。いや、これはちょっとずるいっすね(笑)
アテはにんにく醤油仕立てのカツオのたたきといただきます。
あ~旨いね!ややパンチのあるカツオのたたきにこの狼炎が程よく下支えするかのようにやや爽やかに寄り添ってくれます。お互い主張し過ぎることない絶妙な塩梅っすね!
中盤以降になるとだいぶ滓が混じってきますね!滓絡みから軽快な濁り酒のよう。
2日目になると香りは爽やかなパインぽさ。口に含むとトロリとした口当たりから滑らかにシルキーな甘旨酸味。余韻はにごり感のある苦酸味でやや長めにキレていきます。シルキーでジューシーですね~。いや本当花陽浴感ありますね~。
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狼炎 純米 生酒
原材料名 : 米(国産)、米こうじ(国産米)
アルコール分 : 15度
精米歩合 : 60%
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まぁこりゃずるい一本ですね!一言で言うと多要素。立ち香は花陽浴っぽいパインぽさを感じさせる甘爽やかさに風味は風の森のようなクリアーなジューシーさ。中盤以降はモダンでジューシーな滓がらみの濁りっぽさが顔を出してきますね!いやぁこの瓶の黒さからは想像もできない味わいと濁り感ですね。これかなり緻密にトレンドの日本酒をマーケして造られた印象ですかね。こりゃ今後もまたちょっと楽しみではありますね。
どうもごちそうさまでした。
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