青森県 外ヶ濱 純米吟醸 モノクロ ~期待溢れるセンスと味わいを~
みなまさこんばんは。週末の日曜日いかがお過ごしだったでしょうか。私は日中神奈川県の宮ヶ瀬ダムの方へサイクリングに行ってきました。
日中の天気は晴れ予報でしたが、結局このあたりの雲はとれずじまいでしたね。しかし、そのおかげで暑くもなく涼しくて快適なサイクリングでしたね。
さて、そんなサイクリングをした夜に頂いている一本がこちら
「外ヶ浜 純米吟醸 モノクロ」です。こちらは田酒を醸す西田酒造店の20代蔵人が醸したお酒です。コンセプトとしては鑑評会にも出品できるような華やかな酒質をとのことですが、どのような味わいでしょうかね。
では、さっそくいただきましょう。
グラスを回すと。やや白桃がかったスッと爽やかな立ち香。口に含むと、ややトロリとした口当たりから滑らかに膨らむ甘旨味。余韻はスッキリとした苦味で程よくキレていきます。いやぁ美味しいですね!グラス一杯目から柔らかくもどことなくクリアーさをも感じさせる甘旨味。余韻のキレも良く苦さの後に若干感じさせる嫌みのない辛さ。これ良いすね~!2~3杯程飲み進めていくと甘旨味がシュッと収まってきた感じで少し余韻に酸味も出てきたですね~。あぁ~、こりゃ綺麗な酒質感を出していきたい気概を感じさせてくれますね!
アテはカツオのお刺身といただきます。
あ~絶妙な味わいですね。脂の乗ったカツオにこの外ヶ濱はちょっと甘旨味が強く感じられるかな。けっこう華やかな甘旨味を感じさせてくれるので食中よりはそのままか、料理と合わせるんだったらトマトを熱した料理かお刺身系だったら〆鯖なんかどうかなぁ。
2日目になると香りは穏やかにほんのりと甘爽やかな立ち香。口に含むと、ややトロリと柔らかな口当たりから滑らかにやや繊細さを感じさせる甘旨味。余韻はスッキリとした苦味がやや軽快かつ長めにキレていきます。初日に比べるとややインパクトは落ちてくるも、この柔らかい旨味のふくよかさは秀逸。キレもいいっすね~。
栃木県産のサーロインと頂きます。
あぁ~!やっぱり脂感の強い料理はイマイチな感じかなぁ。何だろやっぱり酸味のある料理と合せたいかなぁ。
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外ヶ濱 純米吟醸 モノクロ
アルコール分 : 15度
原材料名 : 米(国産)米こうじ(国産米)
精米歩合 : 50%
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やはり実力と自信のある酒蔵だからできる取り組みでしょうかね。まぁ近年では若くして酒造りにいそしむ方々も出てきているのでその波に乗ってきた感もあるのかな?しかし20代の蔵人がここまでのお酒を造り出せるのは、さすが西田酒造店かと。酒質的にジューシーな感じではないのでそれ系統が好きな人には合わないかもしれませんが、やや甘味を感じさせる柔らかな純米大吟醸的な味わいなので、好きな人は好きな味わいかもしれませんね。
どうもごちそうさまでした。
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