福島県 会津娘 純米吟醸 雪がすみの郷 ~うすにごりのフレッシュな爽やかさ~
みなさまこんばんは。年末の日曜日いかがお過ごしでしょうか。私の住む地域は朝から心地良い青空が広がっていました。本日は朝から部屋の大掃除や午後は知り合いのお店に挨拶回りなどをしていました。
さて、そんな年末に頂いている本日の一本はこちら

会津娘 純米吟醸 うすにごり 雪がすみの郷 です。こちらはぼちぼち行く酒屋さんで購入してきました。雪がすみの郷は昨年の1月にいただいていますね。こちらは例年1月にリリースされるのですが、ことしは12月にリリースされましたね。
では、さっそくいただきましょう。

香りはスッと穏やかながらもメロンや苺のような爽やかさ。口に含むと柔らかくフレッシュに広がる甘旨味。余韻はスッキリとした苦渋酸味で程よくキレていきます。グラス一杯目。穏やかなフレッシュさがやや硬さを纏いつつ爽やかな甘旨味と共に広がりつつ、余韻にやや渋味さえも感じさせるキレ具合。酸味はそこまで強くないものの余韻にかけて繊細な爽やかさを感じさせてくれます。半分ほど飲み進めるとフレッシュな酸味に苺のような甘味も顔を出してっきましたね。そして余韻の苦味もしっかりと感じされバランスがとれてますね~。
アテはハガツオのお刺身と頂きます。

いやぁ~うんまいね!このハガツオのとろけるような旨味に程よい食べ心地。そんなハガツオにこの会津娘のうすにごりを流し込むと、くぅ~!まるでフレッシュな旨味倍増!みたいなペアリング。食べる前はちょっと会津娘のこの甘味で刺身に合うのかな?なんて思ってたんですが、実際食べてみると全然イケますね!もっと言えば馬刺しなんかと頂いたらより楽しめそうな味わいですね。
2日目になると穏やかながらもラムネのような爽やかさ。口に含むと柔らかな口当たりからフレッシュな甘旨酸味が広がり、余韻はスッキリとした苦酸味で程よく爽やかさを伴いつつキレていきます。いやぁ2日目いいっすね!フレッシュに爽やかさの残る甘旨酸味を残しつつ心地良く瓶底の滓と相まってほどけていく様相。

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会津娘 純米吟醸 うすにごり 雪がすみの郷
原材料名 : 米(国産)、米麹(国産米)
精米歩合 : 55%
アルコール分: 15度
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およそ2年ぶりの雪がすみの郷、やはりいいっすね~。個人的には初日よりも2日目の方がフレッシュな爽やかさを残しつつもうすにごりの旨味も相まって美味しく頂けました。ここ数年「にごり酒」を銘売った新酒生酒が人気ですが、こういった滓を微妙に絡ませた「うすにごり」や「おりがらみ」と銘売った商品も人気を博していますね。そんな中でも、やはりこの雪がすみの郷は昨今のプチプチと弾けるようなフレッシュな酸味に寄らない、爽やかかつややシルキーにバランスの良いうすにごり酒かと感じさせてくれました。価格もこのご時世においてだいぶリーズナブルのため、今年のように12月下旬にリリースされるのであれば来年以降も年末年始を楽しむ一本となるのではないのでしょうか。
どうもごちそうさまでした。





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