小布施ワイナリー サケエロティック ヌメロシス2018&新政 新年純米しぼりたて2019

みなさまこんばんは。本日は月末週末金曜日、もうすでに死語になりつつあるプレミアムフライデー(まだ生きているのかな?)駅近辺の居酒屋さんを見回していると、仕事終わりのサラリーマン風のおじさんたちが週末の居酒屋を楽しんでいる姿が目につきました。

そんな週末の街並みの風景を眺めつつ、帰宅後に頂くのがこちら

「小布施ワイナリー サケエロティック ヌメロシス&新政 新年純米しぼりたて」 です。

今回は特別企画?として個人的にちょっとやってみたかったことをやってみました。

この2つの銘柄を簡単に説明すると

左側が長野県にある小布施ワイナリーというワイナリーが厳冬期に趣味として極少量製造される趣味のsake。そして右側がかの有名な秋田県の新政酒造が新年1月1日に搾りその日のうちに出荷される縁起の良い日本酒です。

あまり接点がなさそうなこの2銘柄。今回なぜこの2つの日本酒を同時に飲むことにしたのかは、また後ほど。

では、さっそくただきましょう。

まず、新政の方から。香りは薄いバナナのような香り。小布施の方はこの薄いバナナ香にややウッディな香りが含まれます。これは小布施ワイナリーの方の蓋がキャップではなく、コルク栓なのでその影響もあるかもしれません。

続いて飲み口は新政の方はスッキリとした飲み口から甘旨味よりも酸味が主張してきます。まさに新政の6号酵母らしい瑞々しさ。小布施ワイナリーの方もそこそこ酸味は主張してきますが、まろやかな甘旨味が口の中に広がります。いやー、どちらも旨いですね。新政の方がスッキリシャープな味わいで、小布施ワイナリーの方が、まろやかな甘旨味を感じます。例えるなら、エレガントとグラマラス。

2日目になると逆に新政の方が甘旨味が主張し、小布施ワイナリーの方が苦みや渋味、そして酸味が前にでてくる感じです。小布施ワイナリーの方に関しては個人的には開けたての方が好みな味わいで、コルク栓ということもあり当日開栓飲み切りが良いかもしれません。

もしこのお酒に何か食べ合わせるとしたら、フグやヒラメなどの白身魚のお刺身などですかね。

そして、今回なぜこの2銘柄を同時に飲んでいるかというと、

“どちらもスペックがほぼ同じ”ということです。

裏ラベルを見ると、精米歩合に6%の違いとアルコール分が1度違いがあるも

“生酛造り”、”純米生原酒”、”6号酵母”、”美山錦”、その他、添加物等いっさい使用しない、といったどちらも極めて酒造りにこだわった日本酒ということがわかります。

ちょっと前にこのブログで冩楽のおりがらみの違いを乗せたように、同じ蔵で醸した時期や酒米の違いを味わうことはあっても、違う蔵同士で(しかも限りなくこだわり抜いて造っている日本酒が)どう違うのかを感じてみたかったのです。

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新政 新年純米しぼりたて 生酒

アルコール分 15度

精米歩合 65%

原材料名 米(秋田県産)米こうじ(秋田県産)

原材料名 美山錦100%使用

原料米収穫地 秋田市河辺岩見鵜養地区

杜氏名 植松 誠人

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小布施ワイナリー ソガ ペール エ フィス ヌメロシス サケ エロティック 生酛

菌のスペック 協会6号酵母と豊かな自然界の菌

米のスペック ドメーヌ イケダ(池田農園/小布施北部に広がる田園地帯 「延徳(遠洞湖)田圃産米)

アルコール分 16度

精米歩合 59%

原材料名 米 米麹  2018年度収穫 長野県産美山錦100%使用

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水や土壌、お米の生産者や杜氏など、違いを挙げれば切りがないのですが、たまにはこういった「違う蔵同士の違いを味わう」のも日本酒の飲み方として楽しいかもしれません。

最後に、この2銘柄を飲んで感じたことは、「どちらも美味しい!」というチープな感想は置いておいて、もし男女がこれら日本酒を飲むとしたら、新政は20~30代のカップルや夫婦がはじめて美味しい日本酒に出会い、お酒の美味しさや魅力に気づき、日本酒を通して共に時間を共有し愛を育んでいき、方や小布施ワイナリーの日本酒は30~40代くらいの日本酒やワインを愛する夫婦やパートナーが、その限られた時間の中で互いを語り明かす一本として、複雑な男女の関係性を解きほぐす「互いの大切な時間を共有する一本」として、飲んでみるのもいいのではないでしょうか。

どうもごちそうさまでした。