長野県 松尾 純米吟醸 信州長野 生一本 ~ テロワールの食中酒 ~

みなさまこんばんは。週末の日曜日いかがお過ごしだったでしょうか。私の住む地域では風が冷たくも心地良い青空が広がっていました。今年はあまり雪が少なかったのでしょうか。先週富山から松本へ抜ける際に奥飛騨あたりを通ったのですが、拍子抜けするほど雪が少なかったです。

こんな感じで木々は雪化粧をしていましたが、道路には全くといって良い程雪はありませんでした。

さて本日の一本はこちら

「松尾 信州長野」です。こちらは先週金沢へいった帰りに寄った松本の山屋さんで購入した一本です。松尾は久しぶりですね。およそ3年ぶりくらい?ですかね。前回頂いたのは松尾斑尾ですね。いや、この長野県の松尾好きなんですよね。ここ最近の日本酒なんかで言うと、信州上田の「信州亀齢」や小布施の「ソガペ」なんかがもてはやされている感じがありますが、個人的には最近この「松尾」や木曽の「中乗りさん」南佐久の「黒澤」なんかが、お気に入りだったりもします。

今回頂く「松尾」は長野県産 山恵錦 100%の信州長野 生一本という純米吟醸の生酒になります。このStyle 6000というのは、6000本限定という意味でしょうかね。

では久々の松尾、さっそくいただきましょう。

グラスを回すとスッとライチやマスカットのような爽やかさ。口に含むと、ややトロリとした飲み口から柔らかく滑らかかに膨らむ甘旨味。余韻はスッと嫌みのない苦辛味で、程よくキレていきます。第一印象は穏やかですね。まろやかな旨味と綿飴のような甘味にさっとキレの良い苦辛味。そこまで酸味は強くないですね。甘旨味とキレで勝負!といった具合。含み香にぶどうやマスカットのような爽やかさも。2~3杯飲み進めていくとフレッシュで微弱な酸味も広がってきます。

本日のアテはアジのお刺身と蒸し牡蠣と頂きます。

まずはアジのお刺身から

あぁ!いいっすね!鮮度の良いアジのお刺身にこの爽やかでバランスの良い松尾が良く合いますね!一言で言うと邪魔をしない。嫌み無く寄り添い下支えしてくれるかのようですね。

続いて蒸し牡蠣。

ふぉっほぉ~!こりゃヤバいっすね。危ないね!このペアリングはちょっとキケンですね。牡蠣の旨味とこの松尾のペアリングはヤバいっすね。牡蠣の旨味にナチュラルに寄り添いながらも心地良く咽奥へと消えていく味わい。こんなのが長野のどっかの居酒屋さんでしれっと出されたら即ノックアウトですね(笑)

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松尾 純米吟醸 信州長野 生一本 生酒 Style 6000

原材料名 : 米、米こうじ

アルコール分 : 15度

精米歩合 : 60%

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やはり松尾良い食中酒ですね。2日目もクリアーに爽やかながらも甘味旨味を感じさせ、スッと心地良くやや辛さを感じさせキレていきます。まぁこのクオリティのお酒が未だ\1500程で買えるなんてことが驚きでなりません。

どうもごちそうさまでした。