広島県 三輪酒造 神雷 夏生原酒 八反錦 ～濃醇な旨味が一線を画す一本～
みなさまこんばんは。気がつけばいつの間にか５月も明日で終わりですね。
今日は日差しが強かったものの、じめっとした湿度を感じず心地よい空気と風を感じられましたがいかがだったでしょうか。
さて、本日の一本はこちら
広島県 三輪酒造 「神雷 夏生原酒 八反錦」です。
この三輪酒造の日本酒を取り上げるのはこのブログでは初めてですね。（実はこの三輪酒造、「神雷黒ラベル純米吟醸」を家飲みしていたのですが、タイミングが合わずのせられませんでした）
この日本酒はたまに行く酒屋さんで購入してきました。この「神雷 夏生原酒 八反錦」は広島県産の八反錦で醸した純米生原酒を上槽後すぐに瓶詰めしてマイナス5度の冷蔵庫にておよそ3ヶ月間氷温貯蔵した無ろ過生原酒です。
酒屋の店主がこれは美味しいとイチオシしてくれたので、結構楽しみです。
それではさっそくいただきましょう。
グラスを回すと程よい穏やかなお米の香りがします。口に含むとややトロリとした飲み口から程よい甘さと飲み応えのあるコクと旨味。余韻にスッキリ辛口テイストのキレの良さ。
いやーお米の旨味を十分に味わえますね。飲み始めはやや硬い印象でしたが、飲み進めてみると、意外にもジューシーでミネラル感のあるクリーンで爽やかな味わいに。余韻は八反錦らしい複雑味を伴い苦さと辛さでスッキリキレます。
個人的に今年の八反錦はあまり美味しくないな、というのが正直な感想でしたが、この神雷は旨いですね。くっきりとしたお米の旨味と艶やかでまろやかな味わい。蔵元で３ヶ月氷温貯蔵して寝かせていたのがよかったのでしょうかね。
もしこの日本酒に何か食べ合わせるかとしたら鯛の塩焼き、ホッケの塩焼きなんかと合わせたいですかね。
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三輪酒造 「神雷 夏生原酒 純米酒 八反錦」
原材料名 米（国産）米麹（国産米）
原料米 広島県産 八反錦100%
精米歩合 60%
アルコール分 16度以上17度未満
日本酒度 ＋4.5
酸度 1.7
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この神雷は関東じゃあまり見かけないマイナーな部類の日本酒かもしれませんが、やはり広島県の蔵元だけあって県産の八反錦で醸した日本酒は旨いですね。また機会があれば他の銘柄も飲んでみたいと思います。
どうもごちそうさまでした。