福島県 佐藤酒造 三春 五万石 純米吟醸原酒 ～今後に期待したい一本～
みなさまこんばんは。週末の日曜日いかがお過ごしだったでしょうか。長いようで短かったような年末年始のお休みもとうとう終わってしまいますね。私の住む地域は朝から天気が良かったので、年末年始でたるんだ体を整えるべく、東京都と神奈川の境にある陣馬山へ行ってきました。
快晴の空のもと、山頂からは富士山や周辺の山々などがよく見回せました。
さて、そんな良い景色を拝んだ日にいただく一本はこちら
福島県 佐藤酒造 三春 五万石 純米吟醸原酒 です。
こちらは時々行く酒屋さんで購入してきました。
ちょっと前から見かけており気になっていた一本です。なぜなら、その酒屋さんのうたい文句に「第二の飛露喜といわれている日本酒」との文字が！これは見逃せませんねぇ。
この「三春 五万石」は福島県の佐藤酒造が季節限定商品としてリリースしている一本。これとは別に紫ラベルの芳醇ではないタイプもリリースしているようですね。今回頂くのは「芳醇」タイプ。
では、さっそくいただきましょう。
グラスを回すと香りは穏やか。一回火入れだけあってそこまで香りは強くなく、うっすらとバナナうあパインのような香りが仄かに香る程度。
口に含むとややトロリとした飲み口から程よい甘旨味と微弱な酸味。余韻にスッキリとした軽やかにな苦味とスッと抜けるような青リンゴや葡萄のような香り。まさに芳醇甘旨口。余韻がスッキリしていることもあり、芳醇旨口であるものの、以外にスイスイと飲めますね。
2日目になると香りは変わらず穏やか。口に含むとややトロリとした飲み口から芳醇でふくよかな甘旨味。余韻に青リンゴのような含み香でスッキリしたニュアンスを持たせつつ、軽やかな苦味でスッキリと〆ます。火入れだけあって２日目も大きく味わいがぶれることはないですね。
３日目。香りは穏やか気持ち乳酸チックな香りも。口に含むとややトロリとした飲み口から、昨日よりもとろけるような甘旨味。芳醇さがよりまろやかになってきた感じ。余韻はスッキリと軽めな苦味とピリッとした酸味と若干の芳醇さを残しつつフェードアウト。昨日より好みな味わいです。
４日目になるとだいぶスッキリとした味わいに。青リンゴのようなスッキリとした飲み口のあとに程よい甘旨味がクリアーに。芳醇な味わいもそこそこに感じられ余韻は雑味なく、スッキリと綺麗にフェードアウトしていきます。
もしこの日本酒に何か食べ合わせるかとしたら、焼き鳥や焼豚、串焼きなんかと合わせたいですかね。
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佐藤酒造 三春 五万石 芳醇 純米吟醸 原酒
原材料名 米（国産）米こうじ（国産米）
精米歩合 55%
アルコール分 15度
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ラベルの裏に書いてある通り、確かに１日～２日目は芳醇な味わいですね。ややトロリとした飲み口からクワッと膨らむ甘旨味。そこまで酸味があるわけではないので、これは好みが分かれそうな一本。３～４日目くらいになると味わいも落ち着き、スッキリシャープな味わいの中に感じられる弱めな芳醇さ。個人的には３～４日目くらいが好みですね。もう少し控え目な味わいで、少し酸味があるとより好みな味わいかな。でも串焼き屋さんなんかでもしこの日本酒があったら、多分頼むだろうと思います。今後もし機会があれば紫ラベルも試したいですね。
どうもごちそうさまでした。