青森県 田酒 干支ボトル 2020 ~今年の干支ラベルは?~

みなさまこんばんは。2020年最初の土曜日いかがお過ごしでしょうか。旅行や帰省先から戻ってくる方も多いのではないでしょうか。私は午前中から部屋の掃除をしており、部屋に溜まった空き瓶や資源ゴミ等を片付けておりました。(やはり酒瓶は定期的に片付けないといけませんね)

さて、新年2発目の一本はこちら。

青森県 西田酒造 田酒 干支ボトル2020です。こちらは時々行く酒屋さんで購入してきました。年末の風物詩となっている田酒干支ボトル。昨年も頂きましたが、今年のラベルは予想外にラブリー&ポップなラベルとなっていますね。これはもしや20代女子受けを狙ったもの?でしょうかね?(今年の干支は子年=TDLのマスコットキャラクターを意識?)ってそれは考えすぎですかね。

では、さっそくいただきましょう。

グラスを回すと、香りはフレッシュな青リンゴにやや蒸れたバナナが混じったような香り。口に含むとややトロリとした飲み口から程よい甘旨味と新酒らしい微弱な酸味。余韻にバナナやメロンのような香りを感じさせつつ微弱な苦酸味でスッキリ〆ます。いやー、軽やかで飲みやすいですね。程よく甘旨味も感じさせつつ余韻の苦酸味もしっかりとしたアクセントに。温度が上がるとちょっと酸味が強く出てくる感じですかね。正直「酸っぱい」という味わいの印象も出てきてますかね。

2日目になると香りはやや酸味を伴う青リンゴのような爽やかな香り。口に含むとトロスッキリとした飲み口から軽やかでやや田酒らしい旨味やコクがほんの少し顔を出し、余韻に苦酸味が短く続きスッキリとキレます。昨日ほど酸っぱさは感じなくなったものの、かなりスッキリな印象。うーん、こんなにスッキリサッパリだったかな。昨年飲んだ「特別純米生酒」もけっこうスッキリしていた印象ですが、この純米吟醸の生酒は特別純米の生酒よりも5%ほど磨かれているためか、よりスッキリサッパリな感じ。うーん、個人的にはもう少し甘旨味を感じたい。

3日目になるとほんのり穏やかに酸味がかった青リンゴのような香り。口に含むとスッキリとした飲み口から程よくのった甘旨味からクリアーでスッキリとした青リンゴのような含み香を持たせつつ、余韻に短くスッキリとした苦酸味で軽快に〆ます。いやー、3日目にしてようやく田酒らしいお米の甘旨味を感じられました。お米の旨味が開いてきた感じで、いい感じです。

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田酒 NEW YEAR ボトル 2020 純米吟醸 生酒

アルコール分 16度

原材料名 米(青森県産) 米麹(青森県産米)

原料米 華想い 100%使用

精米歩合 50%

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今年の田酒干支ラベル、スッキリしつつも程よくまとまっている感じですね。そこはさすが田酒。最近はドライ&ライトにまとめてきているの感じもしますが、この時期らしく親族で集まった際に振る舞うのもよし、友人らと集まった際に飲むのもよし、若人のパーリーにもピッタリなラベルとして、料理を選ばない魅力的な味わいの食中酒ではないでしょうか。

どうもごちそうさまでした。