三重県 酒屋 八兵衛 純米吟醸無濾過生原酒 ~リニューアル八兵衛の魅力~

みなさまこんばんは。週の真ん中水曜日いかがお過ごしでしょうか。おとといは大雪が心配されていましたが、今回関東平野ではそこまでひどい積雪ではなかったので、とりあえずよかったです。今年は暖冬らしいですが、このまま冬が過ぎるのでしょうかね。

さて、本日の一本はこちら

三重県  酒屋八兵衛 純米吟醸無濾過生原酒です。これはときどき行く酒屋さんで購入してきました。酒屋 八兵衛は昨年ひやおろしを頂いていますね。旨味があり、とても良い食中酒だった印象があります。

さて、そんな酒屋八兵衛が今年、六代目の元坂新の親父から七代目の元坂新平・彰太へシフトしたそうです。ラベルも一新し、20代のファッションアイコンとしても活躍する若手女流書家 「書道家 万美」が描いた斬新ながら日本酒らしいラベル。

造り手、ラベルともに新世代を担う若手がコラボしリリースした一本。果たしてどのような味わいでしょうか。

では、さっそくいただきましょう。

立ち香は爽やかにうっすら香るラムネやマスカットのような香り。口に含むとトロスッキリとした飲み口から、柔らかくミネラリーで透明感のある甘味、生酒らしい酸味はほどほどに、コクと旨味がバランス良く、余韻に若干の苦酸味でスッキリキレます。含み香にマスカットのような爽やかな香り。軽やかで柔らかい飲み口から広がる程よいお米の旨味。これは良い食中酒ですね。軽やかさとお米の旨味を絶妙に整えたような味わい。

2日目になるとスッキリとした飲み口からまろやかな味わいにありつつも、ミネラリーでクリアーな甘旨味。程よくしっかりとした飲み応えもありつつ、余韻にシャインマスカットやマスクメロンを思わせるような含み香からスッキリとキレる後味。これは飽きさせない味わいですね。これでもっとジューシーな酸味があったら、まるで「而〇」かも!?とも思わせる味わい。

もしこの日本酒に何か食べ合わせるかとしたら、お刺身はもちろん、しゃぶしゃぶやおでんなんかもとも合いそう。

***********************************************************************

三重県 元坂酒造 酒屋 八兵衛 純米吟醸 無濾過生原酒

アルコール分 16度以上17度未満

原材料名 米(国産)米麹(国産米)

米品種 山田錦

精米歩合 50%

2019年度醸造

***********************************************************************

酒屋 八兵衛、やはり良いお酒ですね。酒屋 八兵衛らしい味わいを出しつつも、三重県産伊賀の山田錦を使っているだけあります。「三重県産伊賀の山田錦」噂によるとK酒造の山田錦を使っているとの話もありました。個人的にはもう少しフレッシュで瑞々しい酸味があると、より好みかなとも思いましたが、食中酒としては本当に良い日本酒かと思います。居酒屋さんや飲み屋さんなどにさりげなく、このお酒があるとついつい嬉しくなてしまうような一本かと思います。

どうもごちそうさまでした。