奈良県 風の森 愛山50 純米大吟醸 しぼり華 2018BY ~繊細ジューシーで柔らかな愛山~

2019年7月2日

みなさま、こんばんは。関東地方は変わらず梅雨らしい天気が続いていますね。九州南部では大雨が降り続き心配です。

さて今日から7月ですね。早いもので今年ももう半年が過ぎ去ってしまいましたね。2019年前半長かったような短かったような。とりあえず令和が始まってから少しずつですが、以前より生活にメリハリがでてきた感じです。

そんなメリハリがついてきた日々に飲む一本がこちら

「風の森 愛山50 純米大吟醸 しぼり華」です。

このブログではしばし取り上げている風の森です。

その風の森が一度限りのチャレンジをした愛山50です。

この日本酒は今年の5月下旬にファーストロットとしてリリースされていたのですが、昨月半ば過ぎに再度リリースされ、そのセカンドロットとして偶然購入できた一本がこちらです。(風の森愛山は以前も呑んだ気がしていたのですが、それは雄町の間違いでした。)

個人的にはそこまで意識していなかたのですが、たまたま、ときどき行く酒屋さんで出会えた一本です。

では、さっそくいただきましょう!

 

開けたて始めの頃のはそこまででもないかな~、と思ったのですが、若干温度が若干上がるにつれ甘酸っぱいミルキーなストロベリーのような香りが仄かに香ります。

口に含むとプチプチとしたフレッシュでジューシーでクリアーな酸味から、繊細で柔らかく、瑞々しい清涼感のある甘旨み。余韻に若干の苦酸味。愛山の繊細な甘旨みとボリュームも兼ね備えつつスッキリとキレる飲み心地。

ジューシーでありながらも、柔らかく繊細でいてかつ日本酒の旨味もスノッブに表現されている…なんて言うか、このお酒は家呑みで呑むお酒というよりも、都心のバーカウンターやメジャーなホテルのロビーラウンジで頂く一杯なのではないのでしょうか…と錯覚させられる一杯です。

2日になると微発泡感は若干残っているものの、余韻の苦みが強めにでてきました。甘味もあるのですが、前日よりもバランスがイマイチ。個人的には開栓呑みきりな一本かな、とも感じました。

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奈良県 油長酒造 風の森 愛山 純米大吟醸 しぼり華

純米大吟醸 無濾過無加水生原酒

原材料名 米(国産)米麹(国産米)

兵庫県産 愛山 100%使用

精米歩合 50%

アルコール分 16度

2018BY

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再びグラスを回し香りを嗅ぐと、ミルキーで白桃のようなストロベリーのような、バナナのようでメロンっぽいニュアンスも感じられる。うーん、確かに一言で言えば、「フルーティーな香り」で収斂されるんだろうな、とは思います。味わい的には上記の通りですが、単体でも十分に楽しめるので、食前食後のどちらでも、気分に合わせて飲めるのではないかと、思います。

どうもごちそうさまでした。